Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年10月18日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/トマス・アクィナス-12(二百六十三)
 神学の完成者と目されるトマス・アクィナスの著作は凡そ4種類、何と言っても師匠アルベルトゥスの取り組んだアリストテレスに関するものが、彼の「分析論後書」「ニコマス倫理学」「形而上学」「霊魂論」等に関する注解が際立ちます。第二は、当然の如く旧約聖書に関わる「ヨブ記」「詩篇」等の注解、新約聖書にあっては「マタイ伝」「ヨハネ伝」の注解及び「パウロの書簡」についての講義録があります。此処にトマス・アクィナス自身が最も重視し述べたかった第三の神学体系が登場します。此れには、紀元1095年生誕頃から1160年に没したイタリアの神学者で聖書学者であり聖書釈義の仕事と並行して、キリスト教の教義の全体を聖書および教父,教会の権威ある学者たちの著作にもとづいて簡潔に叙述することを企てた「命題論集」4巻への注解、イスラム教の哲学論破を試みた「護教大全」、自らの思考方法の組織立てから組み上げられた思想体系の、膨大且つ難解な「神学大全」があり、最後の第4の書簡である50種程の小論文は代表作「存在と本質について」は、存在の形而上学、アリストテレスの読解を通し古代ギリシアから中世を経て近代に至る存在論、ひいては西洋哲学全体の読み直し、「時間と存在」の歴史的考察の基盤とドイツの哲学者マルティン・ハイデッガーの「ものが存在するとはどういうことか」というアリストテレス形而上学以来の問題を先取りした「ZAIN」としての作動因にも言及しており興味深いものがあります。何れにしても其れまでの哲学と神学の相容れない不融状態を統合し、人間霊魂の救済の道を開示したのは彼の業績です。

Heidegge1r
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最終更新日  2015年10月18日 06時40分41秒
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