Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年11月28日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/ルネ・デカルト-9(二百九十四)
 ルネ・デカルトの歴史上の圧政に屈せず死をもって戦った哲人に比して、あまりにも、用心深く怯者の振る舞いをしているとも思えます。然しながら、彼の思考の真意はは名を惜しむのではなく思想の温存でした。彼流の皮肉的口調で云えば、スペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの小説ドンキホーテ(Don Quijote)の勇気はいらざるものであるとする見解です。彼は世間からは一歩退き自己の信条を世に隠蔽してでもを貫く方針を図ります。其の隠忍の中で現れたのが1637年に匿名で公刊された「方法序説」、其の内容は極めて慎ましやかに自己の思考の閲歴を綴り、世に公認された正教、絶対王政にも忠実な、自己の分を弁(わき)まえた謙遜的な体裁を表現上は見せながら、巧みに世の思想の原理自体を私的思考をもって変革しようとするものでした。此のことは、彼の弱者の怯えの現れと取るよりも、何よりも、自己の信条とする考察を世に知らしめる意思を感じさせます。このあたりが、デカルト思想の好嫌を思想は兎も角も嫌う人がいるのが肯けられます。
cap-hiroのプロフィール
Don Quijote1

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最終更新日  2015年11月28日 06時35分39秒
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