Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年01月23日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/ドゥニ・ディドロ-7(三百四十一)
 ディドロの思考は循環型世界を想定しており、全ての事物は決して孤立して在ることはなく、相互に連関して作用しあっている。新しく生起したと想われる現象も連続する変化の中の一場面にすぎない。世界は物事が連関し合い連続して変化している、後世のベルクソンの「時間と連続」を思い起こさせます。生物に関しては、当時の「種(しゅ)」が予め存在する思考には真っ向から反対します。何故なら、「種」が個体対象に外部から生命を吹き込むことになるか、本来的に物質が「種」を持つかしかありません。此処では「原子」を例に上げ、或る原子の中に既に一頭の象が生命として入るということの矛盾を強調します。其れよりは、泥の中で蠢いている目に見えぬ蛆虫が巨大な動物になる、或いは、或る巨大な獣が蛆虫にならんと励んでいるほうがまだ正当性があると看做します。詰まりは、万物は絶えず流転している、汎ゆる動物は多少の差はあれども植物であり、反対に、汎ゆる植物は多少の差はあれども動物であり、総ての生命存在が相互に内部的に循環していると主張します。ディドロは18世紀に発展した「分類法」に彼自身の思考を付け加え、無機物から有機物に至る分類を秩序ずけることを試みます。慣性的な分子、生きている分子、微視的動物、動物的植物、動物から人間(注:に至るまで)を分類しているのですが、連続性は認識していたにしろ連関性については触れず、生物の環境への適合まで進みながら進化概念はなく後世に託します。
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最終更新日  2016年01月23日 07時02分18秒
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