Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年02月05日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/イマヌエル・カント-2(三百五十四)
 哲学というと興味を持つきっかけは、我々人間が通常生活では知り得ない大宇宙での人間存在や其の精神の成り立ちと其の根拠、生命の誕生と死の存在意義、世界の背後の意思のう有無等々、多分に夢幻的であり興味津津たるものでしたが、ドイツ古典哲学の創業者カントは、イギリスで発展した自然科学と心理学、共に外感覚的な表層、否、現実世界の人間生活に重きを置いた思想を、19世紀以来の合理的思想の主流を齎します。カントの哲学はドイツ民族の合理的国民性もありますが世に受け入れられ、ドイツ古典哲学としてフィヒテ、シェリング、ヘーゲルとその学派と続くのですが、デカルト以来のの合理論とイギリス経験論を併せ、人間の深層にまで及ぶ精神思考を全能の「神」を用いず全てを人間の内的能力と位置づけます。つまり、カントはデカルト以来のの合理論とイギリス経験論の上に新しく哲学を構築することを目論みます。此のことは、ギリシャ三哲の観念論、霊魂を合理的に解釈する試みであり、カントが創始者といえます。フランス革命は、典型的なブルジョア革命ともいえるものであったが、其の標語「平等と自由」を神とは無縁の人間精神の内部のものと受け止め、精神転換を企てます。ドイツ古典哲学は弁証法的唯物主観が基底でありカントはその着手者ともいえます。弁証法的唯物主観は世界よりは「社会」、世界理法よりは人間中心の倫理観、認識論・論理学を取り入れた極めて外感覚的で物質的な要素の濃いものです。其の影響は「神」を廃し、霊魂を廃し、現物主義や外欲主義者が後世の一部の間違った共産主義の思想弊害を生み出したことの一因ともなる両刃の剣でした。
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最終更新日  2016年02月05日 06時59分26秒
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