Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年02月12日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/イマヌエル・カント-9(三百六十一)
 カントの宇宙微粒子は星雲と呼称し、この物質世界の宇宙論はカントがニュートンの世界観を受け継ぎながら、其の欠陥を補うのには当時の天文学にあっては充分のものがありました。何故ならニュートンは太陽の自転と、惑星の自転及び公転については、外部からの働き掛け、天体運動の起動力に「神」を持ちださざるを得なかったからです。カントの宇宙説の
「ただ一つの物質塊(核/Core)」に総ての宇宙の物質が引力により引き寄せられることはなかったし、また各物質塊相互に均衡が齎され静止することも斥力の働きでなく、絶えず運動を伴ったとする仮説的思考はなんら外部からの働き掛けを不要としたからです。然し乍ら、そのカントも、神の世界創造を、当時の通念上全くは否定し切ったわけではなく、神は無限であるから、その創造も無限である筈であり、そうでなければならない。詰まるところ、神は宗教に云う、一度の創造で世界を造り上げたのではなく、その世界創造は、無限の数の実体や物質の産出が、絶えず豊かさを増しながら永遠の過程を貫いている。神は永遠の始元から永遠の過程を貫いて働いている。諸々の世界組織が、相次いで宇宙の形相は完成を目指して進んでいる。神の諸性質は決して止むことがなく永遠に亘って啓示されていく。神の啓示には終わりも始まりもなく働いている。汎神論あるいは理神論の「神的存在」を宇宙の運動そのものに置き換えてみせます。神とは因果関係そのものだとも云えます。因を離れたところに神があり、果を離れたところに神ありの思考からは相容れない主張でしょう。但し、運動であるからには消滅もなく、人間精神の深層に隠れた霊魂も運動であり、静止無い以上が消滅することはないことになります。
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最終更新日  2016年02月12日 06時37分09秒
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