Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年02月14日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/イマヌエル・カント-11(三百六十三)
 カントの哲学の基底に流れるのは、人間に経験可能な現象の世界即ち人間が外感覚を駆使して捉えきれる物質的世界と、人間が外感覚では捉えきれない経験不可能な物自体の世界を明確に区分し、其れ等の条件・形式を思考において経験可能とするのを本分とします。カントによれば、人間が認識能力を手中とした時点で、先験的能力にしたがって感性と悟性の二種の認識を備えていると説きます。「感性」には「純粋直観」である空間と時間が、「悟性」には因果性などの 十二種類の純粋悟性概念が含まれ、意識はその感性と悟性にしたがってのみ物事を認識し、其の認識こそが物の経験であるとしています。他方、感性と悟性の二種の認識形式に適合しないものは原理的には人間には認識でき得ない。たとえば、物質と認識されるものには全て空間という形式を伴い、感覚と認識されるものには全て時間という形式を伴っている。時間と空間という形式をそもそも纏わないものは人間には知覚出来得る筈もない。カントが生得観念をめぐり論争していた英国経験論と大陸合理論を綜合したといわれる根拠です。カントは時間や空間が人間の感性の形式であり、其れを実体として主張するのではなく、ましてや、経験によって構成されたものではなく、あらゆる経験を可能にする条件としての生得的な知覚の形式、其の実在の理非を問うものではなく、人間のあらゆる経験を可能にする条件としての生得的な知覚の形式であるとします。時空間は人間の思考のアプリオリであり、其の存在は感性の形式であり、実体を問わない姿勢です。
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最終更新日  2016年02月14日 06時53分09秒
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