Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年03月06日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/イマヌエル・カント-31(三百八十三)
 カントは人間は外環境の多種多様経な験的世界についての普遍的認識を基礎づける「12の範疇」、アリストテレスの「範疇論」では、実体・量・性質・関係・場所・時・状況・所持・能動・受動の10分別ですが、カントは直観の形式である時間・空間で受容した感覚材料を伝統的な形式論理学の判断形式で分析し12の基本的な思考形式を導き出します。先ず第一分類に「量」として単一性・数多性・全体性の3つを、第二分類として事象内容性・否定性・制限性の3つを、第三分類には体と属性・原因と結果・相互作用の3つを、最後の第四分類に可能性・現実性・必然性をカテゴリーの枠組みとして「12の範疇」で整理します。人間の経験的な認識は「受容的」なので、むしろ「受け身的」なイメージをもつ枠組みだと捉えるのが妥当でしょう。詰まるところ、「範疇」という人間の普遍的認識を基礎づける
フィルターを通過しないものは認識し得ないことを断じているのです。言い換えれば、科学的で真実の「認識」には「12の範疇」をもってしか到達は不可能と主張します。此れをカントは感性と悟性の総合と説きます。仮に人間の受容するのが感覚だけであれば、人間の認識は盲目であり、片や純粋悟性観念、即ち範疇だけしか人間が保持しないならば「空虚」そのものだと思考しています。カントの「先天的総合判断/synthetisches Urteil a priori」とは、此の認識を意味します。然し乍ら、カントの先天的総合判断の前提語の「先天的」哲学的には、ア・プリオリ(a priori)な認識です。「先天的な認識」とは恐らくカントは生物学的に本能的な遺伝子とは掛け離れた超経験的といった含意を直観形式である空間・時間に適用させています。其の背景にある空間・時間を実体と看做すならば、絶対理法の根源である「実有」が浮かび上がります。
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最終更新日  2016年03月06日 06時19分37秒
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