Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年03月15日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/イマヌエル・カント-33(三百九十二)
 カントは人間の思考形態の理性の定立・反定立という矛盾が浮上するのを、「二律背反(Antinomie)という論理学上の用語、論理的にも事実的にも同等の根拠をもって成り立ちながら,両立することの有り得ない二つの命題、カントにより立てられた二律背反を例え、「世界は時間的にも初めがあり,空間的にも限られたものである」「世界は時間的にも空間的にも無限である」という I二律背反」は有名です。 此の理性の定立・反定立をカントは決して「神・霊魂」の精神的な物自体」を除外して、自然的世界に限って「二律背反」を説きます。カントの真意は経験なきところには認識が出来得ない。不可知は人間存在の思考認識及び経験の埒外である外界或いは外道にあるといったところでしょう。「二律背反(Antinomie)という論理学上の用語「二律背反」という論理学上の用語は、自然世界に関してだけ云えば、同時に真相であると定義付けることをも可能だとすることです。カントの「理性」観念は、人間の思考形態の内精神である理性が頭脳の中で世界を「理念」として捉えるならば、仮想或いは空想するのではなく客観的に実在するものとして否応なく取り扱うことに成り、「二律背反」に取り込まれてしまうと主張します。此のことは、カントの「物自体」を人間思考の直接対象にしてはならず、「物自体」は人間の内精神の表層に顕われる現象、即ち、感覚に止めておくべき対象であり、人間の知性と認識は矛盾へと陥る。其のことを受けて、19世紀以降の新カント派は、「物自体」を人間思考の直接対象にしてはならないとする基底に立ち位置を置いたがために「不可知論」に陥り、カント直後のドイツ古典学派は I二律背反」を弁証法として開花させます。
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最終更新日  2016年03月15日 06時30分05秒
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