Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2016年08月22日
XML
カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/フォイエルバッハ30(五百十七)
 IT時代に突入し情報の膨大化、専門化、分枝化が進む中、現代に生きる人間はへーゲルやフォイエルバッハやマルクスの時代と比較にならない知識の蓄積を手中にすることが可能な世界を謳歌しています。但し、現実の人間との思想や学問、更には哲学との乖離は新たなる問題を孕んでいます。物理科学や生命科学は言うに及ばず其の専門域は細分化され、もはや過去の時代における、人間の全体性や現実性の把握すら困難な時代を迎えています。へーゲルやマルクス時代の思考体系には、歴史や社会も含めて人間の現実性全体性を把握しようとする試みがあったからこそ、現実の人間を動かし、一つの行動をうながす力にもなり得たとも言えましょう。然るに、現代思考を究めんとする知識人はもはや稀で、限られた専門領域を促す要素を持たないし、其の意欲は消失しているかに見えます。自らの学問の限界や抽象性を自覚している。自分の知識や学問の抽象性、限界を承知しているとは口篭りながら、実際には、人間を自分の限られた知識を通してしか見ていません。学者はアカデミーの金の盾に満足しています。自らの学問や知識の限界を知りながらも、そこから出ていこうとしない風潮が現代思考を覆っています。現代人が仮想と現実に苛まれるのは人間の精神、自己の深層に眠る自我「天地一切のものに対する自分」の意義を失ったことにあります。其のことが極端な宗教原理の信奉や集団自殺を誘引していることは枚挙に暇がありません。宗教を原点に帰すことが必要ならば、人間原理も総合科学としての原理である哲学を省みるのも現代人には要請される時代であることを認識すべきでしょう。人間が外界を意識し認識し、其処から、自らの精神の奥底に隠された「霊魂」は再来します。
cap-hiroのプロフィール
grutas-parkas1

哲学・思想 ブログランキングへ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年08月22日 09時04分54秒
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

cap-hiro

cap-hiro

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: