Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年09月05日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/フォイエルバッハ44(五百三十一)
 フォイエルバッハが要請した「神格性」を人間に観ることは容易(たやす)いことではない。フォイエルバッハは人間に「神格性」を要請するに止どまり、解答は成し得ませんでした。人間の人間に対する「信仰」を現実化するということは、日本の延暦寺の千日回峰の聖者である酒井行者の行道と民衆の冬の猛吹雪の最中に凍てついたアスハルト道路に庶民が家から出て座して頭を地面に付ける姿に結果があるといえます。其処には、最早、信教の境い目はなく人間が人間の霊魂に触れた様子が観えます。其処には、フォイエルバッハ説くところの「人間が宗教をつくるのであり、宗教が人間をつくるのではない」を、見事に結果を出しています。酒井大阿闍梨の前歴が如何ようであれ、庶民が「神」を見出しているのです。経験主義や唯物主観が、いくら人間の持つ思想や哲学、学問といった観念の世界を否定しようと試みても、人間は観念の世界を離れては生きて行けない。人間は自己を取り巻く環境世界、あらゆる事物や他の人間と観念の世界を通してしか「意味」を汲み取れない。言い換えれば意味ない世界とは関われない。観念の世界を欠いては、人間は人間ですらない下等生物に成り下がる。観念に生きる人間が自己の観念の基底にある理性の奥底に気がついた時に、フォイエルバッハが要請した「神格性」を人間に観ることが出来得る。
cap-hiroのプロフィール
酒井大阿闍梨1

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最終更新日  2016年09月05日 06時53分48秒
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