Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年12月06日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/サルトル3(六百二十)
 サルトルが標榜したとされる「実存主義」は、多様性に関しては唯物論や観念論に比しては少ないが、現代を生きる人間に与えている影響は勝っていようとも劣りません。其の多様性を示しているのが、夫々に独自の思考様式を備えた論理を経るヤスパースやニーチェ、そしてハイデガーとサルトルが現代にも影響を及ぼしている実存主義の代表的な思想家でしょう。此の五人の実存主義をもって、実存主義の立ち位置にいる思想家は、現代に失われた人間の主体性の回復を目指します。「実存(Existence)」とは、人間の現実存在、真実の人間存在の略であり、個別的で具体的な形象と精神の自己を意味していると捉えられ、元来は、全体的で抽象的な人間を意味する「本質(Essence)」に対する個別的で具体的な人間の存在を意味し、観念論的な自己を離れて本質があるなどとは思考方法論としては一切合切持たない傾向が後世に成る程顕著になり、各人各様の主体的な在り方にこそ真実の人間の姿である人間存在としての実存があると思考します。西洋思想ではプラトンの「イデア」からゲオルク・ヘーゲルの「絶対精神」までの哲学思考は、我々人間が「在る」環境世界、現実認識の世界とは別に永遠不変の「本質」の世界が「有る」と考え、其の本質を追求することが形而上と云われる思考方法論です。実存主義はそれらに対するアンチテーゼであり、キルケゴールとヤスパースやニーチェ、そしてハイデガーとサルトルに多少の違いはあれ、立ち位置には人間の現実存在、真実の人間存在を基礎としていることが共通しています。
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最終更新日  2016年12月06日 06時40分12秒
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