Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年12月29日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/サルトル27/ヤスパースの7(六百四十三)
 ヤスパースのいう「包越者」とは人格性或いは神格が賦与された存在ではありません。大宇宙の自然世界の人間と世界における関連性を人間の実存から真相を究めるのだとすれば、其の「真実在」或いは「其の実相或いは虚相」を極め得んとした人物が亜細亜にいます。インドの仏教哲学の完成者たる大乗哲学の祖ナーガールジュナです。彼は仏祖である世祖シッダルタの思考を覚りではなく哲学によって真相を究めんとした人物です。漢字ではは「竜樹」の字が当てられています。其の世界観は名前に負けず現代においても衰えを知りません。彼はシッダルタが名を挙げたシッダルタ以外の六仏とされる人間は無視して、世祖シッダルタの思考の経緯を追求します。その経緯から導き出されたのが「因果関係」についての構想です。此の思考方法をヤスパースの実存的世界観に当て嵌めれば、全ての存在をあらしめる
、言い換えれば連関させる或る「モノ」が浮かび上がります。ナーガールジュナは其れを「実存とも実在も問えない「空」として解き明かそうとし、ヤスパースの世界観では、無数に捉えられる関連枝が「包越者」として捉えられ、其れが更なる真実在の包越者に向かって進み、ヤスパースの考える真実の存在、人間の生きられる人生の可能性を、最大限にまで引き出す或る「モノ」を「包越者」として抽象化していますが、神存在や絶対存在を否定すれば
「包越者」とはナーガールジュナの「空」が「真実在」として現象化します。詰まるところ、実存はとは、死や悩み、争いや罪といった人間が免れることの出来得ない「限界状況」に会して自らの有限性に絶望する。だが、それと同時に実存は超越者が主宰する真の現実へと目を向け、存在意識を変革しつつ、本来の自己存在へと回生する。まるで其の儘、シッダルタの覚りへの道程を説くが如くに思えるのは不思議に同調しています。
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Siddhartha1

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最終更新日  2016年12月29日 06時27分42秒
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