Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年03月05日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/時間概念を観想42/宗教の時間観20(七百八)
 アウグスティヌスの時間論とアリストテレスの時間論に顕著な相違が現れるのは、形而上の哲学と後世の実存主義を検討すれば納得させられる可能性があります。西洋の哲学の流れは紀元前よりギリシアを中心とした記録に残る万物の根源(アルケー)を求め日食を予言した最古の哲学者タレスからプラトン「イデア」からゲオルク・ヘーゲルの「絶対精神」までの間、人間存在を離れたところの、通常、人間が観相し得ないところに物の本質、現実の世界とは別に永遠不変の「本質」の世界は隠されており、其の世界の成り立ちの素因を求め追求しています。詰まりは、人間精神とは別離した外世界に永遠不変の「本質」の世界があるとしています。対して、アウグスティヌスの時間論を思考するとキルケゴールやニーチェに始まり、ヤスパース、ハイデッガー、サルトルに至る実存主義、アウグスティヌスの時間論には神学的超越概念が読み込まれています。アリストテレスの時間論では人間世界とは別に本質としての時間は運動として捉えられ、アウグスティヌスの時間論では自己を離れて本質があるとは考えずに、自己の精神を離れた時間は有り得ないし、人間精神と別離した時間は世界内本質の側にはなく「神の永遠である瞬間的捕捉可能な俯瞰世界」にしか、時間観念其のものを成り立たせる要素は見つからない。「時間」とは「運動量の変化・変遷」などではなく「人間精神の外世界を捉える恩恵」だと思考しています。
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最終更新日  2017年03月05日 06時33分11秒
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