Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年04月08日
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カテゴリ: 夢有無有
{思考と直覚」人間の霊魂を思考/サルトル75/ニーチェ42
 ニーチェの神への信仰とその動揺は一体全体何に起因するのであろうか。ニーチェ曰(いわ)くニヒリズムは何を意味するか?。答は最高の諸価値が無価値化されるということである」。言い換えれば、人間存在に意味を与えてきた世界観的、人生観的な諸価値が「無」くなったが故、ニヒリズムとよばれる精神状況が到来したのです。西洋の精神史は永らく、永遠のものを現世的な生成変化の彼岸に置くプラトン主義が価値観の根底にあり、ニーチェの言によれば、プラトン主義の民衆版とも云えるキリスト教とその道徳観、生成変化する現世的で感性的な生き方を非難更には断罪し、価値あるもの、真であるものを生の彼岸に求める世界観を鋭く批判します。キリスト教の世界観とは人間と世界を連関的・連続的と観想した初期ギリシァの汎(はん)自然的で調和(コスモス)的な世界観とは違い、肉と霊・欲や煩悩にまみれた世界。様々な苦悩に堪(たえ)え忍ばねばならない世界、サンスクリット語では「サハー」といい、「忍土」という此岸(しがん)と人々が欲や煩悩から解放された世界、「パーラミター」和名では有名な「般若心経(はんにゃしんぎょう)」の一節「波羅蜜多(はらみつた」の事で、大乗仏教の基本経典で、まさしく「彼岸へ渡る」事を説いた彼岸及び自由と摂理といった二元的な差別と乖離(かいり)を人間思考に齎し、人間を深い緊張のうちに投げ込んだ。しかも、世界の階層的な差別の頂点には神があり、二元的な分裂をそれでも究極のところで統一してはいない。然し乍ら、今現在、仮に二元的な分裂を統一していたのが権威ある信教会だとしても世界の階層的な差別は解消されない。非常に解釈困難な言「結局、何がおこったのか、現存在の全体的性格は「目的という概念」によっても、「統一という概念」によっても、「真理という概念」によっても解釈されてはならないということが理解されたとき、無価値性の情動(ニヒリズム)が得られたのである」とします。
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彼岸へ渡る1

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最終更新日  2017年04月09日 07時11分15秒
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