Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年04月19日
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カテゴリ: 夢有無有
{思考と直覚」人間の霊魂を思考/サルトル86/ニーチェ53
 シッダルダを世祖として敬愛する大乗の祖「龍樹」は世界のすべてを等値・仮象として捉え「空論」を説きますが、西欧人であるニーチェは西洋思想史の専門家としての立ち位置から、西欧圏の価値観ギリシア人のいう「宇宙の秩序」であるコスモス及びキリスト教徒の信じる摂理の舞台を離れ、「龍樹」とは似かよった、すべてが無価値・偽り・仮象ということを前向きに捉え、自らの精神を「事象」ではなく「仮象」として捉え、一瞬一瞬を一所懸命生きるという態度、詰まりは、強さのニヒリズム、積極的・能動的ニヒリズムを説くに至ります。ニーチェは積極的ニヒリズムを肯定し、永劫回帰の思想の下、自らを創造的に展開していく、鷲の勇気と蛇の知恵を備えた「超人」になることを薦めますが、ニヒリズムの超克という視点は、キリスト教の側面から、人間の精神、人間の理性は、論弁的な部分と並んで、超感性的、超自然的なものを直接的に受容する能力を備えている。人間は何かしらが「在る」という事実を感情的に感得することが出来得ること其れ自身がニヒリズムだとされた。ハイデッガーは「虚無主義」其のものをニーチェ批判する消極的ニヒリズムであれ積極的ニヒリズムであれ存在論的には「仮象世界」の構築に過ぎず克服すべきで、キリスト教ニヒリズムの克服を主張したニーチェは「ヨーロッパで最初の完全なニヒリスト」とも看做され、取り分け、ニーチェの最も過激な門人」と評されるエルンスト・ユンガーは、現代世界は、ニヒリズムの境界を通過したと言い、ハイデガーとニヒリズム論をニーチェと交叉させています。
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最終更新日  2017年04月19日 10時31分22秒
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