Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年04月20日
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カテゴリ: 夢有無有
{思考と直覚」人間の霊魂を思考/サルトル87/ニーチェ54
 多数の盲人が象の身体を撫でて、各々に夫々が自分の触れた部分の印象だけから象について述べたという喩えで伝わる昔のインド由来の説話、凡そ、其の人間には大人物や大事業などの全体を見渡すことは出来得ない。語源は涅槃経・六度経などで、人々が仏の真理を正しく知り得ないことをいったものですが、ニーチェのニヒリズム論は信教や形而上哲学から極力離脱したマルクス主義の唯物主観とは違った、人間実存の世界を中心に万有世界を組み立てんとします。過去の哲学に人間機械論、人間を機会に見立てる思想で古くは、古代ギリシャの哲学者エピクロスが万物を原子の動きと考えたことに発します。近代哲学の祖デカルトは、体を機械のようなものと見なす動物機械論を唱えたが、心のある人間の全体を機械とは看做さなかった。啓蒙の時代のフランスの哲学者ラ・メトリーは、人間は機械だと唱え、1747年に「人間機械論」を刊行。唯物論の有名な本である。科学の進歩に貢献したとは云え、実存を人間に帰しめたニーチェからは到底受け入れ難いものだったでしょう。世界万物は人間を中心にして開かれ拡がっているのであり、世界の万物こそが虚妄であり虚無、人間の認識なしには存在も曖昧とするものであり、思考法に「龍樹」の影響は見られるものの、思考から入る哲学と無念無想から入る哲学の相異が顕著です。思考から入る古代西洋哲学、特にギリシア哲学の唯物観や形而上学は現代にも通用する面もあり、史的には「其の次代のギリシア哲学を著したのは地球とは違う世界の人間形姿を持った人類種」としか想えません。ギリシア哲学が現代にも適用される面から云えば、ニーチェの虚無的な考察は永続する筈もなく、破局に陥ることが宿命だったとも云えましょう。
cap-hiroのプロフィール
La-Mettrie,Julian1

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最終更新日  2017年04月20日 07時39分26秒
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