{思考と直覚」人間の霊魂を思考/神秘主義1 此処にニーチェの章とサルトルの章を共に終章させるのには理由(わけ)があります。記者の「思考と直覚」に於ける「人間の霊魂を思考」とする霊魂観の対立的な立場から真否を容易に判別して頂きたいとする目的は一応はけじめが着いたと思われるからです。サルトルは初めから此の世界は「神」存在の無き世界を出発点とし、人間が認識・確認出来得ないものを否定します。片や、ニーチェが「神は死んだ」とするのは其れ迄には一応は神を認めており、人間実存主義の立ち位置に立って初めて「神は死んだ」、即ち人間には無用のものと成ったのであり、初期から神を認識の対象とはしないサルトルとは次元が違います。此処にジャンボール・サルトルが批判の槍玉に揚げた、ジョルジュ・アルベール・モリス・ヴィクトール・バタイユ(Georges Albert Maurice Victor Bataille、1897年-1962年)、フランスの哲学者であり、思想家であって作家。フリードリヒ・ニーチェから強い影響を受けた思想家でもあり、後のモーリス・ブランショ、ミシェル・フーコー、ジャック・デリダなどに影響を及ぼし、ポスト構造主義に影響を及ぼしたバタイユなる人物をサルトルが名指しで批判したために世間には知られなかった其の名が世に知らされますが、但し、実存主義の対抗馬としての神秘主義思想家としては何かしらの物足りなさがあります。 cap-hiroのプロフィール 哲学・思想 ブログランキングへ