Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年05月19日
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カテゴリ: 夢有無有
{思考と直覚」人間の霊魂を思考/スピノザ2
 スピノザを導く医師ファン・デン・エンデンは、当時としては過激極まりない民主主義者と言っても差し支えない程で、宗教的側面でも信仰は個人的信条なので組織や権威によって統制されてはならないという考え方の自由主義者です。此の人物の私塾とも云うべき学校にユダヤ教団の学校でヘブライ語と聖典を学びカバラの神秘思想を学んだスピノザが、コレギアント派の見解と一致する宗教観を抱く(いだ)く人物から影響を帯びたことは間違いないでしょう。コレギアント派、スピノザのレインスブルフへの移住の直接的な契機となったと思われるコレギアント派は,キリスト教の宗派のひとつです。信者が集って聖書を読み,教えについて語り合うのが主たる信条で、所謂、カトリックが教会至上主義である正教会からは距離を隔てた信者が集って聖書を読、教えについて語り合うのが主たる信条とする「大乗的実践」を信条にします。其れ故に、カトリック即ちローマ教皇を中心として全世界に信徒を有するキリスト教最大の教派が教会至上主義であるのに対し、プロテスタントは聖書至上主義です。此のことから、コレギアント派というのはプロテスタントの流れを汲む一派になります。しかしこの当時のオランダで一定の信者を有し,政治的には反動的勢力と緊密に結びついていたプロテスタントのカルヴィニストからすると,コレギアント派は異端的なプロテスタントにほかなりません。カルヴィニストにとっては聖書を解釈するのはあくまでも牧師であり、説教を通して信者に伝えられるのが正統とされる考え方であったからでしょう。コレギアント派というのは、単に教会の権威を否定しただけでなく,牧師の権威も否定していたことになります。プロテスタントを聖書至上主義と解するなら、プロテスタントの中でも最も急進的な信条を有していたのがコレギアント派でありスピノザ思想の形成にも強く影響を及ぼします。
Spinoza2

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最終更新日  2017年05月19日 06時22分25秒
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