Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年05月27日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/スピノザ10
 スピノザ伝説には「レンズ磨きを生活の糧(かて)とし、余暇はひたすら思索に没頭した」というものがあります。然し乍ら、彼が孤独で簡素な生活を愛したにしても、スピノザの社会的生活環境から見ても、当時の社会から孤立し極貧に喘いでいたとは考え難(がた)い。1672年ルイ14世のオランダ侵略に際して、オランダの専制君主たらんとするウィリアム3世、オラニエ公・ナッサウ伯、オランダ総督にしてイングランド王・スコットランド王・アイルランド王。スコットランド王としてはウィリアム2世。オランダ名ではウィレム3世。 父はオランダ総督ウィレム2世、母はイングランド王チャールズ1世の娘メアリー・ヘンリエッタ・ステュアート、其の人物と政治的に対立していた共和派の指導者ヤン・デ・ウィットは、扇動されたカルバン主義の暴徒によって虐殺されたことを契機(けいき)として「神学政治論」(1670)を匿名で刊行します。此の中で、神学者の不寛容に対して思想の自由を擁護しる目的のために政治的権力の宗教的権威からの独立を目論みますが、其の内容にたとえば「モーセ五書」がモーセ自身の手になることを否定し、後世の編集によると主張した箇所が涜神(とくしん)の書として神学者たちの厳しい非難を浴びることに成ります。其れ故に、身に危険を感じた彼は15年の歳月を費やして完成された主著「エチカ」が生前刊行されることはなく、スピノザ哲学そのものが彼の死後100年もの間、葬り去られることになります。
Willem_III-1

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最終更新日  2017年05月27日 06時05分56秒
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