Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年08月04日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/スピノザ74
 紀元前の懐疑論者ピュロン以来の懐疑論者の頂点に立つのが「コギト・エルゴ・スム」の当事者デカルトです。世界環境を幻想其のものだとして捉え、自らの五感の感覚意識をも否定し、世界の全ての汎ゆる形状が無事象(むじしょう)であるとしたものの、事象其のものを問う「我」は否認出来得ない得ないと結論付けます。俗に言えば臍曲りの人間が、懐疑論者ピュロンの思想を自己の生得する時代に定義化することを試みているのではないかと疑えます。とはいえ、デカルトの思考の帰結先は「神」を否定するところにはありませんでした。懐疑主義(かいぎしゅぎ、米: skepticism、英: scepticism)とは、基本的原理・認識に対して、その普遍性・客観性を吟味し、根拠のないあらゆるドクサ(独断)を排除しようとする主義であるのですが、 デカルトは最終的には懐疑主義を放棄しています。此の思考の波及は西田幾多郎にも及んでいます。自己を取り巻く世界環境を「夢幻」として取り扱うのはインドのナーガルジュナの思考に顕著ですが、彼の「空論」にしても「世界存在」としての実体は夢想は出来得るものの、其の実体は「有」でもなく「無」でももない「空」、「正覚者」が自ら求めれば実相を観想することは可能かもしれないが、世界存在の理「空」に関して「在って無し」更には「在って無しには非ざる」ものだと結論づけています。
Paradox1

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最終更新日  2017年08月04日 06時14分03秒
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