Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年09月03日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/スピノザ103
 何の様(どのよう)な「モノ」にも其れ、例えば空間や運動そして時間を受け止めている自己の精神が在ることには理由があるという原理、即ち、根拠の根拠(根拠律)を、世界一般、詳細に述べれば大宇宙自然其のもの一般としての全体世界に対して適用することは出来得ないとショーペンハウアーは規定しています。此のショーペンハウアーの思考を20世紀に入って問い直したのがアンリ・ベルクソンで彼が1907年に著した「創造的進化」においては、過去を記憶し、未来を予想する生物が、発見できるだろうという期待を裏切られたときに「無い」と考える。然し乍ら、実際に自己が見い出すのは、在る、然り(しかり)して在る、更に然りして在る等々の連続のみで、中断すべき「無い」ものは無いと論じています。然し乍ら、彼は1888年のソルボンヌ大学の学位論文「時間と自由(または自由意志]」では、彼が存在を問うまでの「時間」と呼ばれてきたものは空間的な認識を用いることで、本来分割できない筈のものを分節化することによって生じたものであると批判しています。ベルクソンは、空間的な認識である分割が不可能な意識の流れを「持続」と呼び、この「持続」こそが時間意識の捉え方として各々個別的、人称的、人間それぞの内心の流れと思考し、時間存在そのものに一石を投じます。此れは時間が無いのではなく、世界の生滅変化変遷を人間がどのように受け止めているかを顕しています。即ち、時間を時計のように区切られた点の集まりの移動ではなく人間の内的意識の持続の中にあると見い出しています。其れ故に、19世紀実証主義哲学を批判し、科学の法則における因果律を人間の意識に当て嵌(は)めることは出来得ないと説得します。
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最終更新日  2017年09月03日 07時00分10秒
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