Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年01月06日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解73
 弁証論はなにもヘーゲルの専売特許ではなく、ヘーゲルに抗して逆説弁証法と呼ぶところのものを呈するキェルケゴールがいます。彼の「主体性は真理である」と定式化するが、逆説的なことに、彼は「主体性は非真理である」とも言う。主張はまさに二律背反以外の何ものでもないでしょう。此の主張がヘーゲルの二律背反論法をも示唆します。ヘーゲルの弁証論的学説においては、イマヌエル・カント以来の重要課題となっていた、純粋理性と実践理性、無限者と有限者、個々の人間と絶対真理の間の関係はどのようなものかという問いが取り上げられます。ヘーゲルによれば、有限的存在は、まさにそれが有限である由(よし)に、現実の世界において常時に自らの否定性の契機に直面するが、そのときは有限者はその否定性を弁証法的論理において止揚するという方法で、その否定性を克服し、より真理に近い存在として自らを高めていくことができるとされる目的論法を展開してみせます。此れがスピノザをヘーゲルを隔絶させる由縁です。



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最終更新日  2019年01月06日 06時56分18秒
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