Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年01月08日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解75
 我々人間が社会生活を送る限りにおいては、何らかの生活環境の刺激によって目的意識が芽生えます。インドで発見された狼少年(Wolf boy)でさえ人間には関ったことはないものの、狼集団での生活の中で一定の目的意識を持っていました。目的意識とは行動の目的に対する明確な自覚であり、彼が狼集団の指導的役割を充たしたことは此処に要因があります。其れ故、全く外界の社会生活に無縁で接しない染色体での培養液育ちのクローン人間が目的意識を持つのかどうかは甚(はなは)だ困難な課題を突きつけます。単純にいえば、いずれ来る生命科学の発達は其れを明らかにするでしょう。一方の実験箱には外界の情報を一切遮断し、片一方の実験箱では人間社会一般の教育を施すのです。結果はスピノザの汎神論的形而上学の目的論否定、或いは、ヘーゲルの弁証法が可動出来得るのかは興味はあるものの、其れこそ、倫理学的には危(あや)ゆいこと累卵の如しものがあります。然し乍ら、生命科学はスピノザの「目的論否定」とヘーゲルの「弁証論法の行く末」に結果を示すこともあり得ます。其れこそ、スピノザの実践倫理学を度外視してこその可能な課題です。



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最終更新日  2019年01月08日 06時20分37秒
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