Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年02月25日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解119
 スピノザは世界を演繹論から生命的存在のネオプラトニズムを下敷きにした根元に存在する「一者(プロティノス)」が姿をさまざまに変容させて展開されて行くのに似て、人間精神の変容を、神の持つ不変体の中の動態変容の性状だと看做します。此処に、ヘーゲルとスピノザの「神」存在への認識と定義に大きな相違が顕にされます。ヘーゲルは神が自己を啓示するとは、すなわち、根元の一者である神が己を二つに分裂させ、分裂という形で本質を現象させることだが、自己認識を達成することによってその分裂から自分を取り戻すとしています。 主観と客観の対立を統一にもたらすという課題は、主観的統一と客観的統一を絶対的に統一するという形式では果たされない。主観と客観という二元論の枠組みが存在する限りでは、統一の次元をどれだけ高めても、対立が残る。対立と統一が無限背進を生み出すからである。したがって、対立を真に超えるものは、同時に対立構造そのものをも超えるものでなくてはならない。対立構造の枠組みをそのままに残したままで、対立する両者のうえにたつものを樹立すればよいというのではない。対立の枠組みそのものが見かけ倒しで、仮象であることを明らかにし、その枠を否定するのでなければならない。それが「無限性」という形式である。ヘーゲルは対立弁法の矛先を未来ではなく統一の「一者」の可能性を示唆します。



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最終更新日  2019年02月27日 08時05分30秒
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