Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年02月27日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解121
 自我そのものの内部にある「自己意識」の構造を考えると、そこでは「見る自分」は「見られる自分」と同一であり、同一であることを知っている。ゆえに「見る自分」と「見られる自分」との区別は、区別でありながら同一を含んでいる。この「区別ではない区別」という構造は、主観と客観の対立という構造が成り立つための不可欠の前提であるが、しかしその前提を認めればもはや主客の単純な対立は消えてしまう。すなわち主観と客観の二元論は、本当のところは「区別でない区別」を前提するからこそ成り立つ論理なのであると同時にこの二元論的無限性の関係を度外視するからこそ成り立つとも云えます。此の前提をスピノザのエチカに説く「神概念」に当て嵌めれば、仮に絶対意識である神存在が意識を分別しようとしたとして、そこでは「見る絶対意識」は「見られる様体の延長としての絶対意識」とは同一であり、同一であることを知っている。其のこと故に「見る神」と「見られる様体の延長としての絶対意識=人間精神」を直覚知した者は主観と客観の対立という構造を超える。ために神との合一の可能性を知り歓喜に震えます。



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最終更新日  2019年02月27日 08時11分07秒
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