Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年05月06日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解189(生と死18)
 まさに死に臨んでいる知を愛するソクラテスが言います。「真正の哲学者は死ぬ練習をしているのであり、死を恐れないし、もし仮に死ぬ際に怒り嘆く者がいればそれは哲学者ではなく、肉体を愛する者であったことの証拠である」「快楽・苦痛・恐怖といった肉体的情念を尺度にして徳を捉えるのではなく、知恵を基準にしてはじめて勇気・節制・正義などの真実の徳が生じるのであり、それもある種の「カタルシス(浄化)」魂の浄化であり、知恵はその浄化を遂行するある種の秘儀である」「大昔から浄めの秘儀を成就してから冥府に至る者は神々と共に住むと言われているし、自分の考えではそれは正しく哲学した人々のことであり、自分もその仲間に加わろうとあらゆる努力をしてきた」のであり、以上が死を前にしても苦しみも嘆きもせず、冥府に対して希望を持っている理由だと述べ聞かせます。凡人は通常生きることに貪欲に自らの知恵を絞り出して日々を送っています。此れでは死を目前にしたときには狼狽するしかありません。人間は精子の胎盤での着床以前から「死」を「生」に共用させています。死は人間が嫌おうと最高の友であり敵なのです。



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最終更新日  2019年05月06日 06時29分29秒
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