「霊魂論」エチカ詳解216(生と死47) 21世紀に入ってのIT技術飛躍的発展に伴い精神科学、とりわけ脳に関しては際立ってIT技術が組み込まれ、其れ迄の脳外科を代表とした医学・脳生理学は役割が縮小化され、脳は物理科学が多くを担うようになりました。そうした現状の中で、2012年10月にアメリカ合衆国にて世界のトップレベルの脳神経外科医であったエベン・アレグザンダー(Eben Alexander III/1953年12月11日-)が、自らの臨死体験を綴った「死後の世界(Proof of Heaven: A Neurosurgeon's Journey into the Afterlife/脳神経外科医の来世への旅)」の著します。科学者として第一線で活躍してきた医師が、医学の常識に反する「臨死体験」を現実の体験として公表し、自分が訪れたのは「死後の世界」であると主張したことから、世界中に大きな反響を巻き起こし、彼の著書は全米で200万部を超える此の分野での大ベストセラーとなり、各国語に翻訳され世界的なセンセーションを沸き立たせたことは物理科学一辺倒の思考に一石を投じました。彼は2008年に自身が遭遇した臨死体験を報告し、意識を生み出すのは脳では無いこと。将又、意識は肉体が死を迎えた後も存在し続けることを科学的に解明することは可能で、いずれは解明されると強く主張します。