Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年06月22日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解235(生と死66)
 人間誰しもが生を受け理知を獲得すれば、生あるものの道筋の先には全てが死に繋がることは、幼児が屡々、昆虫の足をもぎ取り、羽を毟り死に至ることを知ることからしてもだれしもが知っているものです。此処から人間の生き方に二つの道筋が待ち構えます。一つは人間が生あるものの道筋が全て死に繋がることを常に意識しながら人生の日々を送るか、、片や人間が生あるものの道筋が全てが死に繋がることを常に意識せずに無視した行動を選択する人間でいることはです。前者は思想的には悲観主義と捉える向きもあるかも知れませんが、「死」を常に感じ生きる故に、逆に「生」を疎かにせず確とした目的を持つ人間、「死」の価値を知るからこその「目的死」を懐き、その時が来れば「死」を厭いません。後者の人間の一つの性向は、生あるものの道筋が全てが死に繋がることを常に意識せず無視する、言い換えれば、死を意識した生活を送る者を悲嘆主義と蔑み、勇気・覇気をいだく者は「死は死であり滅び断絶」だと嘯(うそぶ)き自らの私欲に囚われ是々非々が横行します。亦、なかには「死」に囚われている程の時間と隙がない現実主義者がいます。何れをとっても死は生命に纏わり付きます。人間生命が生じ産まれれば人生が始まり終息が待ち構えます。併し乍ら、人間が生あるものの道筋が全て死に繋がることを常に意識しながら人生の日々を送った人間はそれなりの納得した終末を迎え、「死」の観念を蔑ろにして来た人生を人生が終末を迎えた人間は侘しさを覚えるのは確かです。何故なら、人間は理知という特性を与えられた唯一の生物だからです。人間だけが「死」を迎え、他の生命は「仕留め」を迎えるからです。



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最終更新日  2019年06月22日 06時31分41秒
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