Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年06月21日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解234(生と死65)
 スピノザは人間に個々其れ其れの霊や魂及び形而上学的霊魂の不滅や再生を、聖職者や神秘学者のようには説きません。人間夫れ々が霊魂を有することは可能にしても、それは神から発し分与されたものであり人間の肉体の滅びとともに回収されるものです。其の人間が経験や体験で培った精神の深奥の変化は、肉体の死とともに滅びるのではなく神に回収されるのだと解釈します。「善の研究」の著者である西田幾多郎はスピノザに傾聴していたと見えて神を我が精神の身に捉えるために「禅道」探求します。古来、倭の国は古えより魂の存在を信じ、以来、仏壇のお供えや法事、お盆などの行事が行われ、祖先の魂を安んじめてきた歴史があります、魂は本当に存在するのだろうか。スピノザや西田幾多郎の論によれば、精神の深奥には神に感応する何かがあり、その実践にスピノザは実践倫理を、西田幾多郎は「善」即ち「神の理」である自然の摂理を通して神に感応することを追求します。併し乍ら、人間の身が滅びた後の霊や魂が世界内に残存することは想定していません。人間が霊魂を有することは否定しないにせよ、絶対存在への昇華を想定するのです。



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最終更新日  2019年06月21日 06時41分19秒
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