Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年07月30日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解273(生と死104)
 「輪廻転生」の解脱の輪廻を絶ち切る「涅槃」の一方んお「解脱」とは、涅槃と同一視されますが、一切の煩悩がなくなった心の状態が解脱であることから、涅槃のうちの有余依(うよえ)涅槃、即ちこの世に生存している間に得られる涅槃とまったく同一として解釈すべきでしょう。此の境地に到達した聖者は阿羅漢(あらかん)と呼称されています。四諦の研究は人間存在を冷徹に見据えるけれども他者への働きかけが乏しいために、大乗仏教徒は四諦を軽んじています。大乗は空(くう)を理解する智慧である般若(はんにゃ))と、大悲(だいひ)に基づいて一切衆生を救わんとする方法である方便(ウパーヤ/upya)の二つが結び付いた般若波羅蜜(プラジュニャーパーラミター/prajpramit)こそが解脱、涅槃であると主張します。つまり大乗の云う解脱は、空に基づく他者への実践のなかにのみ見い出されるものなのです。この実践のためには六波羅蜜として布施(ふせ)・持戒・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・智慧の長期にわたる修行が必要であるとします。なお後代の密教はこの大乗の思想を受けて更に仏教哲学を発展させ、取り分け弘法大師空海は、此の「解脱」がこの世において得られる最高の涅槃としての即身成仏を強調し自らも死期を察知し即身成仏を完遂したとも云われます。死後は弥勒菩薩の修行している兜率天に往生して、56億7千万年後には、必ず弥勒菩薩と共に帰ってきて真言宗を問うだろう遺告(ゆいごう)を残します。



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最終更新日  2019年07月30日 06時43分49秒
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