Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2020年04月01日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽112
 現在の宇宙が膨張し続けるにしても永遠無限に続くというわけにはいかないだろう。或る意味では宇宙は中心を持ち、とは云え、膨張する風船の何処を中心にしても良いのですが拡大している訳だから、ビッグバンによって膨張を開始したとされる宇宙が、宇宙全体に含まれる質量(エネルギー)がある値、ビッグバンの総エネルギーの限界に達した場合には膨張を続けていた宇宙が、膨張から収縮に転じる「特異点」をもって膨張から収縮、関数グラフのターニングポイント、宇宙にある全ての物質と時空は無次元の特異点に収束すると考えられるとするのが、予測される宇宙の終焉の一形態であるビッグクランチ(Big Crunch)と呼ばれる宇宙モデルです。膨張を続けている宇宙が、ある時点で膨張から収縮に転じる「特異点」があるのではないか。関数グラフのターニングポイントです。或る時点で膨張から収縮に転じ、まるで目一杯に膨らんだ風船から空気が抜けるように萎み、最終的に無次元の特異点に収縮してしまうという考え方が「ビッグクランチ」と呼称される学説です。此の「ビッグクランチ」と呼称される特異点は宇宙の終わりだけではなく、新しい宇宙の始まりに繋がるのではないかと考える科学者も存在し宇宙サイクル説が登城します。然し乍ら、プランク長と呼ばれる微小な長さよりも十分に小さくなった宇宙を理論的に取り扱うためには、一般相対性理論に加えて量子力学的効果をとり入れる必要がある。このような理論を量子重力理論と呼びますが、現在に至っても完全な量子重力理論はまだ構築されていないため、ビッグクランチによって何が起こるかを物理学的に記述するまでには至っていません。ビッグクランチの後に更に「振動宇宙」(Oscillatory universe) として再び宇宙が膨張に転じるかもしれないと考える科学者もいることには注意が肝要です。宇宙がビッグクランチを迎えるのか、それとも永遠に膨張を続けるのかについては、宇宙に収縮に転じるだけの十分な質量(臨界質量密度)が宇宙に存在するのか。宇宙定数と呼ばれる重力に対抗する斥力の源が存在するのか。存在するならばどの程度の大きさなのかが問題になります。



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最終更新日  2020年04月01日 06時08分22秒
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