Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2020年05月05日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽144
 第3巻は運動、無限についての考証が全8章に亘っての論証です。「運動について」は
第1章-運動の種類。運動の暫定的定義。第2章-運動の暫定的定義を確証するための補説。第3章-動かすものと動かされるもの。それらの現実化された運動の定義。の3章に論説されます。「無限について」の考証は、第4章-無限なものについての先人の諸見解。その存在を認める人々の説と彼らがそれを想定する理由。無限の諸義。第5章-実体としての無限なものを認めるピュタゴラス派の説とそれへのの批判。無限な感覚的物体は存在しない。第6章-無限なものは可能的に存在する。加えることによる無限と分割することによる無限。無限とは何かを問います。。第7章-諸種の無限なもの。数における無限と量における無限。空間的な大きさ及び時間の長さに関する無限と運動の関係。無限は四原因のいずれに関するものか。第8章-無限なものを現実的に存在するとする諸見解に対する批判で構成されます。アリストテレスの「自然学」第3巻第1~3章の運動論は運動の定義の内実を検証します。アリストテレスは運動を「可能的にあるものの、そのようなものとしてのエンテレケイア」即ち デュナミスというのが可能態という形で現実世界に存在しているというものであり、その可能態がそのものの機能を十分に発揮できた状態で存在しているというものがエンテレケイアということであるとしますが、この定義に関しては、果たしてこの定義が静的な事態ではなく、ものが運動しているという事態を指示できているのか、将又、「エンテレケイア」自体が運動を指示しているのではないかといった点で論争があります。



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最終更新日  2020年05月05日 06時08分58秒
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