Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2020年07月16日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽211
 人間が時間の流れを意識したのは脳の視床下部の「視交叉上核」の発達に依ることが解っています。人間は時間の流れを知る上で基点とも云える瞬間を、理念では解ってはいるにしても、生態機能により感覚として実測していない且又実測し得ません。ある観測実験学によれば、人間が感知できる最短の時間は、0.03秒という結果が示されました。我々人間は「今此の時」を感知しようと努力してもしても0.00秒には到達出来得ません。逆に人間の生体機能が出来得る最長の脳内細胞の記憶の維持は3秒程度だとされます。人間は、3秒ごとに時間を感知し、その記憶を脳内で只管に繋ぎまとめているのです。更には年齢を重ねるごとに時間を感知する生体機能は5秒程度に伸長します。年齢を重ねるにしたがって、時間が経つのが早いと感じる人は多いと思いますが、若者と老人では、このように時間を感知する長さが違っているようなのです。「3秒ごとに情報が増える状態」と、「5秒ごとに情報が増える状態」とでは、3秒ごとの方が、脳内に蓄積される情報量が多いのは明白です。刺激が無くなり、単調な毎日を過ごすと、時間の経過を早く感じるようで、刺激を沢山受けた方が、時間が長く感じられると考えられています。日本では人生百年の時代が来たと謳っていますが、時間を感知する生体機能が9秒程度に伸長されれば其の個人の長生意識は百年生きようとせいぜいが60年という事になりかねません。人生は数字ばかりでなく万葉時代人の生き方に見習うものがあるのかも知れません。



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最終更新日  2020年07月16日 06時05分47秒
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