Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2020年07月31日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽225
 ビッグバン(Big Bang)以前のコスミック・インフレーション理論をもってしても、人間精神の疑問は更に遡及します。そのビッグバンの超短時間でのコスミック・インフレーションをもってしても、其れの起きる元因の原点、宇宙其のものの究極の原点の有無が問われていません。ところが、極く最近では原初の最初の宇宙の因は無から生れたと考えられています。「無」は物質も何もない状態であるという古今東西の「無」の語彙の認識、「虚」を別としてどうしてそこから何かが生れてくるのでしょうか。此処では宇宙因を宇宙の外部の神格に求める宗教やや形而上哲学における内外を問わずの絶対者に創造を求めるのではなく、純粋物理科学的な宇宙の誕生についての理論です。現代科学理論の主流は「無のゆらぎ」から宇宙は生まれたとする説です。無のゆらぎとは、無と有の状態が両方とも同時に、ある確率をもって存在している状態を指します。私たちの身近にあるものも、細かく分解して見ていけば、実はすべて確率的に存在しているに過ぎません。このような概念に基づく物理学を量子論と呼んでいます。量子論は決して数学上の便宜的な事象の構造を抽象して論理的に形式化したモデルではなく、実際に起きているさまざまな現象を説明できる物理学なんです。この量子論的な世界が、宇宙の始まりにあったと考えられているのです。



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最終更新日  2020年07月31日 06時06分49秒
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