Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2020年08月01日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽226
 現代科学理論の主流である量子論、此の量子論には量子力学と量子場理論と呼ばれる二つの理論物理学上の領域が含まれます。量子力学は量子的対象の場の影響下での振る舞いを記述し、量子場理論は場をも量子的対象として扱うことに特徴があります。これらの二つの理論の予測では、実験結果と驚くべき精度で一致しています。但し、唯一の欠点として取り上げられるのが、現状の知識の認識状況では一般相対性理論と整合させることができないという点に課題が残ります。量子論はある物理量が任意の値を取ることができずに特定の離散的な値しかとることが出来ないもの、量子化を受けるような全ての現象と効果を扱う学問です。なかでも、 粒子と波動の二重性、物理的過程の不確定性、観測による不可避な擾乱も特徴とします。その中でも、量子力学は、一般相対性理論と共に現代物理学の根幹を成す理論として知られ、主として分子や原子、若しくはそれを構成する電子など、微視的な物理現象を記述する力学であるのですが一般相対性理論と整合させることに難儀しています。現代科学理論の主流「無のゆらぎ」から宇宙は生まれたとする説は「無と有」が、仏教哲学の大乗の縁起が如く存在するのですが、大乗の「無と有」の一方の存在否定から他方の存在を否定するのではなく、両方とも同時に、とある確率をもって存在している状態を指すとしたことは驚嘆すべき思考です。この量子論的な世界が、宇宙の始まりにあったと考えられているのです。無から有の状態に変化したものは、再度、有から無へと移行すると想われがちですが、量子論によれば、ある確率を持って無へと戻らず急激な膨張を始める宇宙があったと説きます。此れが宇宙の始まりの瞬間なのです。ひと度(たび)膨張を始めた宇宙は、その誕生瞬間直後に急激な膨張期、インフレーション期を迎えて、其の後の長い長い永久の歴史の第一歩を踏み出したのです。



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最終更新日  2020年08月01日 06時06分25秒
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