Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2020年08月26日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽249
 1917年当時にはアインシュタインも他の研究者と同様、宇宙は静的な存在に違いない、即ち、膨張も収縮もしていないと固く信じていました。何故なら世界が神であるなら定数項の美を持つに違いないと信じたからです。しかし,これでは彼自身が構築した一般相対性理論の方程式、重力の高まりにより宇宙は収縮することになり観測とは矛盾してしまう。困り果てたアインシュタインは方程式にその場しのぎの余分な宇宙項を付け加えることで重力の効果を相殺し静的な解を導いたのです。然し乍ら、其の12年後には、米国の天文学者であるハッブル(Edwin Hubble)が宇宙の膨張を発見しアインシュタインは宇宙項の考えを撤回します。ところが、其の後の観測天文科学の技術水準の飛躍的発展に伴って、宇宙の膨張が光速度をさえ上まって加速していることが近年になってわかり、長く忘れされていた「宇宙項(宇宙定数)」が物理学の世界に再度復活。宇宙項はアインシュタイン(Albert Einstein)が導入し後に否定したものに拘らずです。復活した宇宙項は、空っぽの空間を満たし,宇宙の加速膨張を引き起こす謎のエネルギーの存在を示唆していたからです。ハッブル(Edwin Hubble)が宇宙の膨張を発見し、アインシュタインが宇宙項の考えを撤回した後60年間は宇宙項は宇宙論の世界からすっかり姿を消します。宇宙は膨張しつつも、重力の効果で膨張のスピードは鈍ると考えられたからです。ところが1998年に超新星の観測結果から,過去50億年に亘って宇宙膨張は減速するどころか加速を続けてきたことが解ります。やはり,宇宙には重力の効果を打ち消すような力が働いていることになることが分かり其の解が求められたのです。



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最終更新日  2020年08月26日 06時39分49秒
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