時間の陥穽248 20世紀も終りの1998年にアメリカの二つの観測グループがあいついで現在の宇宙が加速的な膨張をしていることを発見。彼らのいずれもが、絶対等級すなわち本来の明るさが推定可能なIa型超新星(Type Ia supernova)の見かけの明るさと赤方偏移の観測結果の関係から宇宙が加速膨張しているとを結論を公開します。見かけの明るさから超新星までの距離が判明、赤方偏移から超新星爆発が起こった時の宇宙の大きさと現在の大きさの比が解析できるために,其の比から宇宙の大きさの時間変化が求め出してのです。此の観測結果は宇宙が膨張しても密度の減らない未知のエネルギーによって満たされていることを示唆しています。我々人間の古典力学以降の近代思考のエネルギー不変の法則を粉砕します。宇宙が膨張しても密度の減らないのは、宇宙が未知のエネルギーによって満たされていることを示唆しています。この状態では宇宙が大きくなればなるほど宇宙の全エネルギーは大きくなるので,このエネルギーは負の圧力をもっていることになります。これが暗黒エネルギー(dark energy)なのです。