Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2021年11月18日
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カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-233
 スピノザは人間身体の構成を心身平行論として唯物論的に解釈しようとしているのでしょうか。
 定理一六 人間身体が外部の物体から刺激(アフィキトゥル)されるおのおのの様式の観念は、人間身体の本性と同時に、外部の物体の本性を含まなければならぬ。
 証明 なぜなら、ある物体が刺激される一切の様式は、刺激される物体の本性からと同時に刺激する物体の本性から生ずる(補助定理三の系のあとにある公理一 ある物体が他の物体から動かされる一切の様式は、動かされる物体の本性からと同時に動かす物体の本性から生ずる。したがって、同一の物体が、動かす物体の本性の異なるにつれてさまざまな様式で動かされ、また反対に、異なった物体が、同一の物体からさまざまな様式で動かされることになる。)により。ゆえにこれらの様式の観念は(第一部公理四 結果の認識は原因の認識に依存しかつこれを含む。)により必然的に両方の物体の本性を含む。したがって人間身体が外部の物体から刺激される一切の様式の観念は、人間身体の本性ならびに外部の物体の本性を含む。 Q・E・D・=此れが証明スべきことであった。
 系一 この帰結として第一に、人間精神は自分自身の身体の本性とともにきわめて多くの物体の本性を知覚するということになる。
 系二 第二に、我々が外部の物体について有する観念は外部の物体の本性よりも我々の身体の状態をより多く示すということになる。これは私が第一部の付録の中で多くの例を挙げて説明したところである。
 スピノザは人間精神も物体同様に自然の秩序に従うということ、其れ故に外部の環境に規定される存在であり、その範疇の枠内でしか人間精神の自由意志が認められないと述べます。



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最終更新日  2021年11月18日 06時10分05秒
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