Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2021年12月28日
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カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-273
 スピノザの神の認識が如何様のものかは、我々が「世界=宇宙=法則=数学」を「神」」と認証すればスピノザの神思考の展望が開きます。アインシュタインは「神」の存在についてこう語っています。 「今日の科学が神の存在を証明出来ないのは、科学がそこまで発展していないのであって、神が存在しないのではない。 人間の五感は限られており、神の存在を感じることはできない。 アインシュタインが宗教についての見解を記者から求められたとき、彼は逆にこう問いかけました。
 定理四五 現実に存在するおのおのの物体ないし個物の観念はすべて神の永遠・無限なる本質を必然的に含んでいる。
 証明 現実に存在する個物の観念はその個物の本質ならびに存在を必然的に含んでいる(この部第二部の定理八の系 個物がただ神の属性の中に包容されている限りにおいてのみ存在する間は、個物の想念的有、すなわち個物の観念は神の無限な観念が存在する限りにおいてのみ存在する。しかし個物が神の属性の中に包容されている限りにおいて存在するばかりでなく、さらにまた時間的に持続すると言われる限りにおいても存在すると言われるようになると、個物の観念もまた持続すると言われる存在を含むようになる。により)。ところが個物は(第一部定理一五 すべて在るものは神のうちに在る、そして神なしには何物も在りえずまた考えられえない。により)神なしには考えられることができない。そして(この部の第二部定理六 おのおのの属性の様態は、それが様態となっている属性のもとで神が考察される限りにおいてのみ神を原因とし、神がある他の属性のもとで考察される限りにおいてはそうでない。により)個物はそれ自身が様態となっている属性のもとで神が考察される限りにおいて神を原因とするから、個物の観念もまた(第一部公理四 結果の認識は原因の認識に依存しかつこれを含む。により)自己の属する属性の概念を、言いかえれば(第一部定義六 神とは、絶対に無限なる実有、言いかえればおのおのが永遠・無限の本質を表現する無限に多くの属性から成っている実体、と解する。により)神の永遠・無限なる本質を、必然的に含んでいなければならぬ。Q・E・D・=これが証明すべきことであった。
 備考 私がここで存在というのは持続のことではない。すなわち、抽象的に考えられる限りの存在、いわば一種の量として考えられる限りの存在のことではない。なぜなら私は、存在の本性そのものについて云々、神の本性の永遠なる必然性から無限に多くのものが無限に多くの仕方で生ずる(第一部定理一六 神の本性の必然性から無限に多くのものが無限に多くの仕方で、言いかえれば無限の知性によって把握されうるすべてのものが生じなければならぬ。)がゆえに個物に付与される存在の本性そのものについて語っているのだから。つまり私は、神の中に存する限りにおける個物の存在そのものについて語っているのである。というのは、おのおのの個物は他の個物から一定の仕方で存在するように決定されているとはいえ、各個物が存在に固執する力はやはり神の本性の永遠なる必然性から生ずるからである。これについては(第一部定理二四の系 神は物が存在し始める原因であるばかりでなく、物が存在することに固執する原因でもあること、あるいは神は物の「有ることの原因」でもあること、)を見よ。



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最終更新日  2021年12月28日 06時10分04秒
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