Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年11月23日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学概論」概説
1 霊的認識-1
 此の宇宙が単一のユニバース(universe)、若しくはマルチバース宇宙(multiverse)であれ、我々人間がそのの一員に属しなくとも、森羅万象あらゆるものへの理解を、我々人間自身がそれを妨げてしまえば、凡そ其の認識が可能にならないのは歴史が示すところです。なかでも特に、誤った自然観に基づく「認識の限界」という時代の偏見に囚われれば尚更のことです。霊的認識はすべて、人間精神の奥底に眠る内密な魂の体験の中で生じる。霊的直観そのものがそうであるのではなく、顯現・見霊的でない通常の意識が霊視者の体験に向き合う際の理解力もまたそうなのである。その理解力のことを、ただ自分でそう思いこんでいるだけだと安易に断定する人は、魂のこの内密さをまったく知らないでいる。事実、物質界については、概念的にその理解の真偽を論じることができるが、霊界の場合には、もっぱら体験するしかない。霊視は、未だ見霊能力のない通常の意識によっては理解できないという主張に影響されてしまえば、その気分が暗雲のように理解力を曇らせ、理解することが本当にできなくなる。然し乍ら、見霊能力がなくても、囚われぬ意識を持つ者にとって、見霊者の思考形式を通して表現された霊視内容は、完全に理解可能なのである。画家でない人が、芸術の域に達した画家の完成した作品を理解するのと同じように、理解できるのである。しかも霊界の理解は、芸術作品のように、芸術的、 感情的な理解を必要とするのではなく、自然認識の場合と同じように、もっぱら思考の働きによってなされる。「「神秘学概論」十六版から二十版までの序章」P30要項) 
 つまりは、初読ではなかなかに困難です読みにくいし、分からないことが多いかもしれないけれど、それはずっとわからないままだということではないということ。「慎重で平静な思考作業」を続けていくことが、理解のための前提条件になるということである。逆にいえば、そういう作業なしでは、なにも始まらないということでもある。ノウハウ本のようなものとの違いがそこにはある。知識を与えてもらう、というような単純なものではなく、読むということそのものが、自らが自らがを育てていくことでもあるということ。だから、教えてもらうのではなく、まさに「神秘学概論」は「自己教育」の人間精神の手引き書のなのです。



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最終更新日  2022年11月24日 04時27分33秒
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