Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年12月21日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学概論」読解
1 霊的認識を理解
1 理解力-2
 たとえ霊的能力がなくても、ちゃんと論理的思考さえできれば、正当に霊的認識に基づいて表現されたものは理解可能であるとシュタイナーは随所で言っている。これはもちろん、霊的認識を端(はな)から否定してかかる人が、如何に自らの理解を閉ざしているかということでもあると同時に、論理的思考さえできれば霊的な能力があると自認している人のいうことも正誤の判断が可能であるということをも示します。また、霊的世界や外感覚より内感覚的精神世界を興味を持つより好きな人が思考を欠如させて接触することがいかに危険かということでもある。要は、論理的思考の可能性を閉ざさないでいることがなによりも大切だということだといえる。
 霊的なものの認識にかぎらず、どんなことに関しても、自分がいかに自分で「理解」を拒んでいることが多いかということに少しでも気づくことさえできれば、自分がまさに「無明」だったということがわかる。目を開ければ見る可能性があるのに、自分で目を瞑ったままで見ようとしても、見えるわけがないといっているようなものだということである。。「認識の限界」とかいう前に必要なのは、まず、自分がどこで目を瞑ってしまうかを自己観察してみることである。
 人は多く、「できない」と「しない」を混同するというか、その違いを誤魔化したがる。たとえば、人は自分の肉体を持って鳥のように空を飛ぶことは「できない」けれど、早起きすることは「できない」のではなく「しない」のだ。シュタイナーを読むことも「読めない」のではなく「読まない」のだ。人はすぐに今この場で簡単にできないことを「できない」と表現することを好む。たしかに「今すぐ」「できない」ことはたくさんあるけれど、もし「したい」のであればそのうちにできるようになることはある。けれど「したくない」ことは恐らくは出来得るようにはなり難い。地球上で鳥のように自らの肉体をもって空を飛ぶことは、現代人には願っても飛びたいと思っても飛べない。地上での空中浮遊は物理科学的思考を離れたものである。



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最終更新日  2022年12月21日 06時10分06秒
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