Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年12月20日
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カテゴリ: 霊魂論
ルドルフ・ジョセフ・ローレンツ・シュタイナー
「神秘学概論」読解
1 霊的認識を理解
 「神秘学概論」は何度読んでも其の回ごとに、まるで初めて読むような感じのするのがシュタイナーなので、それが何から来るのか。読み直し始めてもなかなか其の理由が掴めません。恐らくはシュタイナーの「人智学・神智学」そして此の「神秘学概論」とその他の講演文献を調査しなければ理解できないのでしょうか。さて彼の主著「神秘学概論」は多くの改訂を経、改訂ごとに多くの序文には付されます。流石に、ドイツ国民文学叢書の一冊となる「ゲーテ自然科学論文集の校訂を任され、その序文の執筆を引き受けるにあたいするだけに序章だけでも充分読み応えがあります。
1 理解力-1
 理解は、われわれが自分でそれを妨げてしまえば、可能にならない。特に、誤った自然観に基づく「認識の限界」という時代の偏見にとらわれてしまえばである。霊的認識はすべて、内密な魂の体験の中で生じる。霊的直観そのものがそうであるのではなく、見霊的でない通常の意識が霊視者の体験に向き合う際の理解力もまたそうなのである。その理解力のことを、ただ自分でそう思いこんでいるだけだと安易に断定する人は、魂のこの内密さをまったく知らないでいる。事実、物質界については、概念的にその理解の真偽を論じることができるが、霊界の場合には、もっぱら体験するしかない。(記:物質界については、概念的にその理解の真偽を論じることができるがと述べるが、現代物質科学も理論化学理論を踏まえた上での様々な科学技術の発展的応用をもって見出し得ないとされた事どもを顕にし、それは未だに異相・異次元には及ばないにしろ何時かには究明しようとする機運があることは御存知の通り。此れが現代は信頼できる究学分野として一に物理論、二に哲学、三に宗教・神秘学とされる所以です。)
 霊視は、まだ見霊能力のない通常の意識によっては理解できないと いう主張に影響されてしまえば、その気分が暗雲のように理解力を曇らせ、理解することが本当にできなくなる。しかし見霊能力がなくても、とらわれぬ意識を持つ者にとって、見霊者の思考形式を通して表現された霊視内容は、完全に理解可能なのである。画家でない人が、画家の完成した作品を理解するのと同じように理解できるのである。しかも霊界の理解は、芸術作品のように、芸術的にも感情的にも理解を必要とするのではなく、自然認識の場合と同じように、 もっぱら思考の働きによってなされる。(「十六版から二十版までの序章」P30)



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最終更新日  2022年12月20日 06時01分21秒
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