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2011.08.27
テーマ： 宝塚好きな人いませんか？(1730)
カテゴリ： 宝塚
昨日、書ききれなかった
月組「アルジェの男」「Dance Romanesque」への
ツッコミや感想などをいくつか。
●マリモちゃんの生ヘソ疑惑
マリモちゃん（月組トップ娘役 蒼乃夕妃）演じるサビーヌは
ジュリアンを追ってやってきたパリで踊り子をしていますが
酒場での衣装が非常にセクシー。
この場面、生ヘソだという話を聞きました。
確かに肉眼で見たら生ヘソに見えるし、へそピアスまで！
でもオペラグラスでじっくり見たら、生ヘソではないような…
肌の色に似て非常にフィットしたシースルーではないかなぁ。
ピアスが貼ってあるように見えたんです。
どちらにしても、非常にセクシーで
居眠りしている団体客のおじさんの目が覚めることだけは確か。
余談になるけれど、団体いねむりおじさんたちって
誰にも起こされなくても、ラインダンスなど脚が出る場面になると
パチッと眼を覚ましていらっしゃることが多くて
どんなメカニズムやねん、と不思議に思っています。
電車の中で熟睡していても降りる駅になるとパッと目が覚めるようなものかな？
●みりおのお姫様だっこ
みりお（明日海りお）演じるアンリ。
心から愛し、お仕えする盲目の令嬢アナ・ベルが
初めて恋した男性であるジュリアンに裏切られたことを知って
気絶してしまう場面で、倒れる寸前にお姫様だっこ。
シャー！！！
客席で口から泡を吹きそうになりました。
まずは みりおの足腰が非常に気になる。
大丈夫か、お姫様だっこしながらそんなに歩いて？！
華奢に見えて逞しいのだねェ、みりお。
次に猛烈にアナ・ベルがうらやましい。
いいな、いいな、みりおにお姫様だっこしてもらえるなんて。
私も～！！、と心の中で挙手。
しかし、その前にダイエットだ。みりおの足腰が間違いなく もたないから。
（みりおにお姫様だっこを望むとは
それ以前の問題も含んでいるけれど、そこは考えない）
なんでも初演ではアンリという役はなかったそうですね。
ということは、この役はみりおのために書きたされたわけでしょ？
この場面で みりおファンが急増したことは想像にかたくありません。
今回薄汚い役の2番手よりも好印象でインパクト大なアンリ役。
今後の月組二番手争い（？）に大きな波紋か。
●2回の殺人場面の演出
ここから下、ネタばれありです。ご注意を。
最初の殺人現場はサビーヌの楽屋。
その前のシーンで、ジャック（龍真咲）がジュリアン（霧矢大夢）に対して
ジュリアンの恩人をはめる計画を持ちだしています。
ほとんど恐喝で、ジュリアンは一旦話を受けたふりをして
ジャックを追い返す。
その後ピストルを取り出し「これしかない…」とジャック殺害を決意。
部屋を飛び出していき 暗転。
舞台の上手半分が明るくなったのとパン！と銃声が響くのがほぼ同時。
その場には撃たれて驚いたような顔をしたジャック。
「え？もう撃ったん？ジュリアン、軽率やワ」と思ったら
もう一発銃声。
そこで舞台 しも手半分の明りがつき、拳銃を構えた
まりもサビーヌが。
「撃ったのはサビーヌだったのか？！」
読みの鋭い方なら、最初の銃声でサビーヌが撃ったと
分かったかもしれませんが、私はものすごくびっくりしました。
そういう可能性もあったのね、と。
そしてそこにジャックを殺す気でやってきたジュリアンが登場し
状況を見て驚愕。
ここでのサビーヌのセリフが本当に泣かせる。
「ジャックから汚い計画を聞かされたの。
－中略－
私だけならいい、あなた（ジュリアン）まで！
あなたを汚すことだけは許さない。
例え私が処刑台に上がることになっても」
うわーん。サビーヌー！！
ここで皆ぐっすんぐっすん しだすのよ。
ジュリアンがこれまでの生き方が間違っていたというセリフも
「愛ってやつが俺の胸をドンドンと叩くんだ」
（細部ちがうかも）
若干クサイけれど、宝塚の男役には許されるね。
ここでグワッと話が盛り上がり、客席が
「どうなるの、この二人どうなるの？」と惹きつけられていくのが
空気でわかるんです。
すごいなぁ、柴田先生は。
第二の殺人現場は空港。
舞台上手には みりおアンリ。
愛するアナ・ベルが湖に身を投げて亡くなり
復讐を誓って、気配を消すように立っている。
そこに下手からジュリアンとサビーヌが走ってくる。
罪を負ったサビーヌと共に逃避行することを選んだジュリアン
二人が空港に入ろうとした瞬間に
みりおアンリが銃を構えてパン！と一発。
さすがに元軍人、結構 離れていて動く標的にも命中、さすがだ。
（そこに感心している場合ではないが）
アナ・ベルへの仕打ち、その後アナ・ベルを失ったことに対する怒りは
１回撃っただけでは おさまらず、２発、３発と弾を送り込む。
アンリ、可愛い顔して怖い～。
そして二人を置いて、空港へと足早に立ち去る…。
サビーヌの「ジュリアーン、いやー！！」の絶叫とともに緞帳。
このシーン、先に見たかたから
「最初からアンリが上手に居て、撃つぞ撃つぞって
わかってるのはどうかと思う。あそこは撃ってからライトの方がいいよ」と
聞いていました。
でもそうすると、最初の殺人現場と同じ演出になってしまうのよね。
私の勝手な解釈では、同じ手を２回使いたくなかったのと
かなり唐突な幕切れになるので、お客様に
「撃つよ、アンリがジュリアンを撃つよ」と心の準備をさせて
一気に幕切れに持って行かれたのかなぁと思います。
このシーンの陰コーラスの迫力がすごい。
ジュリアンの生きてきた道を歌詞がしっかりと伝えているし
メロディの盛り上がりと、アンリが引き金を引いてしまう瞬間が
ばっちり合っていて、視覚と聴覚の相乗効果、
すごいと思いました。
さすが、さすが柴田先生デス。
こんなことを申すべきではないとは思いますが
柴田先生が視力を失われなければ
その後どれほどの名作が生まれただろうかと
惜しまないではいられません。
３０年以上前の作品を今なお見たいと思う人がいて
実際に見て 胸を打たれる…本当に素晴らしい、宝塚歌劇団の宝です。
●大階段とゆず
「Dance Romanesque」
フィナーレ、大階段が現れ、
霧やんが中央に立ち歌い始める。
「越えて～越えて～越えて～♪」
ん？この曲って…
「♪流した涙はいつしか
ひとすじの光に変わる♪」
これって ゆずの「虹」 やん。
歌うのはそこまでで、あとはメロディだけが
ボレロ調にアレンジされ、男役さんの総踊りになりました。
いまだに素朴さが感じられるデュオゆずと
宝塚歌劇の大階段…面白いなぁと思いつつ
これからはJ-POPを積極的に取り入れる方針でいくのかしら、
と思いました。
（最近だと 星組「めぐり会いはふたたび」での平井堅「Life is…」 が印象に残っています）
であるならば、私が宝塚で聞いてみたいJ-POPを一つここでご提案。
それは ナナムジカ×のだめオーケストラの「Sora」 。
どのように使ってほしいかももう考えてあるのです。
ずばり、宙組フィナーレ前のデュエットダンス。
大階段が出た状態で、上手にみっちゃん（北翔海莉）を立たせて歌ってもらう。
そしてトップコンビ、ユウヒくん（大空祐飛）と野乃すみ花ちゃんに踊ってもらうの。
どうでせうか？
もし良かったら上のリンクから聞いてみてくださいね。
CMに使われていたのでよくご存じかも知れませんが
PVが可愛いので。
実は私、１年くらい前にこのCDをみっちゃんにプレゼントしたんです。
郵送で唐突に。
この曲を歌ってほしいですと書いて。
（＾＾；）
その時お手紙にも書いたのですが
もし、ディナーショーやお茶会ですでに歌ったことがおありだったら
ごめんなさい。
誰かにお手紙を出すなんて久しくなかったのですが
この歌を聞いたとき、大劇場の空間に響き渡る
みっちゃんの歌声で聞きたいと思ったもので…。
イヤー恥ずかしいことを明かしてしまった。
話もそれてしまったことだし、今日はここまで。
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ツッコミや感想などをいくつか。
●マリモちゃんの生ヘソ疑惑
マリモちゃん（月組トップ娘役 蒼乃夕妃）演じるサビーヌは
ジュリアンを追ってやってきたパリで踊り子をしていますが
酒場での衣装が非常にセクシー。
この場面、生ヘソだという話を聞きました。
確かに肉眼で見たら生ヘソに見えるし、へそピアスまで！
でもオペラグラスでじっくり見たら、生ヘソではないような…
肌の色に似て非常にフィットしたシースルーではないかなぁ。
ピアスが貼ってあるように見えたんです。
どちらにしても、非常にセクシーで
居眠りしている団体客のおじさんの目が覚めることだけは確か。
余談になるけれど、団体いねむりおじさんたちって
誰にも起こされなくても、ラインダンスなど脚が出る場面になると
パチッと眼を覚ましていらっしゃることが多くて
どんなメカニズムやねん、と不思議に思っています。
電車の中で熟睡していても降りる駅になるとパッと目が覚めるようなものかな？
●みりおのお姫様だっこ
みりお（明日海りお）演じるアンリ。
心から愛し、お仕えする盲目の令嬢アナ・ベルが
初めて恋した男性であるジュリアンに裏切られたことを知って
気絶してしまう場面で、倒れる寸前にお姫様だっこ。
シャー！！！
客席で口から泡を吹きそうになりました。
まずは みりおの足腰が非常に気になる。
大丈夫か、お姫様だっこしながらそんなに歩いて？！
華奢に見えて逞しいのだねェ、みりお。
次に猛烈にアナ・ベルがうらやましい。
いいな、いいな、みりおにお姫様だっこしてもらえるなんて。
私も～！！、と心の中で挙手。
しかし、その前にダイエットだ。みりおの足腰が間違いなく もたないから。
（みりおにお姫様だっこを望むとは
それ以前の問題も含んでいるけれど、そこは考えない）
なんでも初演ではアンリという役はなかったそうですね。
ということは、この役はみりおのために書きたされたわけでしょ？
この場面で みりおファンが急増したことは想像にかたくありません。
今回薄汚い役の2番手よりも好印象でインパクト大なアンリ役。
今後の月組二番手争い（？）に大きな波紋か。
●2回の殺人場面の演出
ここから下、ネタばれありです。ご注意を。
最初の殺人現場はサビーヌの楽屋。
その前のシーンで、ジャック（龍真咲）がジュリアン（霧矢大夢）に対して
ジュリアンの恩人をはめる計画を持ちだしています。
ほとんど恐喝で、ジュリアンは一旦話を受けたふりをして
ジャックを追い返す。
その後ピストルを取り出し「これしかない…」とジャック殺害を決意。
部屋を飛び出していき 暗転。
舞台の上手半分が明るくなったのとパン！と銃声が響くのがほぼ同時。
その場には撃たれて驚いたような顔をしたジャック。
「え？もう撃ったん？ジュリアン、軽率やワ」と思ったら
もう一発銃声。
そこで舞台 しも手半分の明りがつき、拳銃を構えた
まりもサビーヌが。
「撃ったのはサビーヌだったのか？！」
読みの鋭い方なら、最初の銃声でサビーヌが撃ったと
分かったかもしれませんが、私はものすごくびっくりしました。
そういう可能性もあったのね、と。
そしてそこにジャックを殺す気でやってきたジュリアンが登場し
状況を見て驚愕。
ここでのサビーヌのセリフが本当に泣かせる。
「ジャックから汚い計画を聞かされたの。
－中略－
私だけならいい、あなた（ジュリアン）まで！
あなたを汚すことだけは許さない。
例え私が処刑台に上がることになっても」
うわーん。サビーヌー！！
ここで皆ぐっすんぐっすん しだすのよ。
ジュリアンがこれまでの生き方が間違っていたというセリフも
「愛ってやつが俺の胸をドンドンと叩くんだ」
（細部ちがうかも）
若干クサイけれど、宝塚の男役には許されるね。
ここでグワッと話が盛り上がり、客席が
「どうなるの、この二人どうなるの？」と惹きつけられていくのが
空気でわかるんです。
すごいなぁ、柴田先生は。
第二の殺人現場は空港。
舞台上手には みりおアンリ。
愛するアナ・ベルが湖に身を投げて亡くなり
復讐を誓って、気配を消すように立っている。
そこに下手からジュリアンとサビーヌが走ってくる。
罪を負ったサビーヌと共に逃避行することを選んだジュリアン
二人が空港に入ろうとした瞬間に
みりおアンリが銃を構えてパン！と一発。
さすがに元軍人、結構 離れていて動く標的にも命中、さすがだ。
（そこに感心している場合ではないが）
アナ・ベルへの仕打ち、その後アナ・ベルを失ったことに対する怒りは
１回撃っただけでは おさまらず、２発、３発と弾を送り込む。
アンリ、可愛い顔して怖い～。
そして二人を置いて、空港へと足早に立ち去る…。
サビーヌの「ジュリアーン、いやー！！」の絶叫とともに緞帳。
このシーン、先に見たかたから
「最初からアンリが上手に居て、撃つぞ撃つぞって
わかってるのはどうかと思う。あそこは撃ってからライトの方がいいよ」と
聞いていました。
でもそうすると、最初の殺人現場と同じ演出になってしまうのよね。
私の勝手な解釈では、同じ手を２回使いたくなかったのと
かなり唐突な幕切れになるので、お客様に
「撃つよ、アンリがジュリアンを撃つよ」と心の準備をさせて
一気に幕切れに持って行かれたのかなぁと思います。
このシーンの陰コーラスの迫力がすごい。
ジュリアンの生きてきた道を歌詞がしっかりと伝えているし
メロディの盛り上がりと、アンリが引き金を引いてしまう瞬間が
ばっちり合っていて、視覚と聴覚の相乗効果、
すごいと思いました。
さすが、さすが柴田先生デス。
こんなことを申すべきではないとは思いますが
柴田先生が視力を失われなければ
その後どれほどの名作が生まれただろうかと
惜しまないではいられません。
３０年以上前の作品を今なお見たいと思う人がいて
実際に見て 胸を打たれる…本当に素晴らしい、宝塚歌劇団の宝です。
●大階段とゆず
「Dance Romanesque」
フィナーレ、大階段が現れ、
霧やんが中央に立ち歌い始める。
「越えて～越えて～越えて～♪」
ん？この曲って…
「♪流した涙はいつしか
ひとすじの光に変わる♪」
これって ゆずの「虹」 やん。
歌うのはそこまでで、あとはメロディだけが
ボレロ調にアレンジされ、男役さんの総踊りになりました。
いまだに素朴さが感じられるデュオゆずと
宝塚歌劇の大階段…面白いなぁと思いつつ
これからはJ-POPを積極的に取り入れる方針でいくのかしら、
と思いました。
（最近だと 星組「めぐり会いはふたたび」での平井堅「Life is…」 が印象に残っています）
であるならば、私が宝塚で聞いてみたいJ-POPを一つここでご提案。
それは ナナムジカ×のだめオーケストラの「Sora」 。
どのように使ってほしいかももう考えてあるのです。
ずばり、宙組フィナーレ前のデュエットダンス。
大階段が出た状態で、上手にみっちゃん（北翔海莉）を立たせて歌ってもらう。
そしてトップコンビ、ユウヒくん（大空祐飛）と野乃すみ花ちゃんに踊ってもらうの。
どうでせうか？
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CMに使われていたのでよくご存じかも知れませんが
PVが可愛いので。
実は私、１年くらい前にこのCDをみっちゃんにプレゼントしたんです。
郵送で唐突に。
この曲を歌ってほしいですと書いて。
（＾＾；）
その時お手紙にも書いたのですが
もし、ディナーショーやお茶会ですでに歌ったことがおありだったら
ごめんなさい。
誰かにお手紙を出すなんて久しくなかったのですが
この歌を聞いたとき、大劇場の空間に響き渡る
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話もそれてしまったことだし、今日はここまで。
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