全2件 (2件中 1-2件目)
1
![]()
映画化されると予告を見てから気になっていた「木の上の軍隊」小説 木の上の軍隊 (宝島社文庫) [ 平 一紘 (脚本・監督) ]太平洋戦争末期の沖縄のある島での物語。激しい戦いが展開されるなか、ガジュマルの木の上に身を潜め、援軍を待ち続け、約2年耐え忍んだ二人の実話を元にされた物語。読むのも辛くなる描写も多く、目を背けたくなる瞬間もあり、何度も読むのを躊躇いながら読み進めました。だけど、それは大袈裟に書いてあるわけではなく、本当にあったこと。。戦争を描く物語は、ドラマでも映画でも本でも、舞台は様々だけど、どれも辛く、、人を傷つけることも、生き残ることも。。戦いじたいは終わっても、その土地も、人も、元には戻らない。。本の中にも出てきましたが、日常であった場所は、人が血を流して死んだ場所になる。戦いは終わっても、人を殺してしまった記憶は消えない。そして、望むことは、ただ家族や友人と当たり前にあった日常を過ごしたいだけ。平和な毎日。平和すぎて、もっともっとなんて思ってしまうこともあるけれど、今がどれだけ幸せか、改めて今ある幸せを噛み締めました。そして、その過去があるからの今であって、それを忘れてはいけなくて、繰り返しては絶対にいけなくて。こわくて目を背けがちですが、ちゃんと向き合うことができてよかったと思わせてもらえた本でした。そして、ちゃんと次ある選挙、行こうと思いました。これからの未来を、ちゃんと考えていきたいと思いました。そして、本に出てきた「敵も人間で。みんな誰かの友達で、恋人で、親で、子供だ」の一文。自分と違う考えをもつ人であっても、そのことを忘れずいられたら‥まずは私が、そう思える人間でありたいなと思いました。知ることができて本当によかったと思えました。読み終えた今、目の前の現実が違って見えてきました。おすすめです。
2025.07.15
コメント(0)
![]()
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、なんだかしんどくって動けない‥。本当にしたいことはなんだろう‥。なんだかモヤモヤする気持ちが晴れないとき、救いを求めるような気持ちで、本屋さんをウロウロしていたとき、出会った本があります。覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 [ 池田 貴将 ] この本は、吉田松蔭さんの残された言葉をまとめられた本で、短い言葉ですが、ずっしりと深い言葉ばかりを176個も書いてあります。読みきろうと思えば、読みやすいのであっという間に読めそうなんですが、一つ一つの言葉が深く、自分に問いかけられているような言葉も多いので、じっくり考えていると全然先に進めなくもなる‥そんな本でした。吉田松蔭さん。この本に出会い、改めてどのような人生を歩まれたのかを調べ直しました。幕末の頃、ただ日本は大丈夫なのか?と心配するだけでなく、牢獄に入れられたり、処分を受ける可能性もあるなか、日本をよくしようと動いた方だと知りました。それだけでなく、人の才能を見抜き伸ばす。同じ立場で共に学ぶスタイルであったという松下村塾で、のちに総理大臣や国務大臣、大学の創設者となる人たちを育てた人だとも知りました。そして、亡くなられた経緯なども知り、最期まで、自分が覚悟をもってやりとげたいと思ったことを貫かれた人なのだと、改めて感じました。吉田松蔭さんの生涯を知ってから再度読み直すと、また一つ一つの言葉の重みも増し、響きました。私は、ただページを進めるだけではもったいなく、リビングのすぐ手にとれる場所にこの本を置いておき、なんとなくしんどいなとか、気乗りしないなとか、やる気おきないな、なんてときに、この本をどのページでもいいからパッと開き読む、みたいなことをここ一ヶ月くらいしていました。全然続きで読む必要もなく、どのページを開いても、そこには、「人のために」だったり、「自分はどうあるべきか」だったり、「うまくいかないときの考え方」だったり、「心から満足できる行い」についてだったり、自分にとっての覚悟とは何かを考えるきっかけをくれる言葉が並んでいて、読むと背筋が伸びる気持ちになり、また目の前のことを頑張ろうと思わせてもらってきました。この本に出会うまで、自分にとっての「覚悟」なんて考えたこともなかったのですが、この本を読みながら、私にとって大事にしたいことは何かな、心から満たされることは何だろう、なんでそうしたいと思ったのか?など、自分と向き合うきっかけをたくさんもらい、これから私がやるべきことが見えてきたようにも思いました。この本のタイトルは「覚悟」ではなく、「覚悟の磨き方」。吉田松蔭さんは、たくさん学び、本を読み、気になることは自分の足で動き、自分の目で見て、当たり前だと言われていることにも、本当に正しいことは何かと考え続け、自分の人生に覚悟をもつだけでなく、どんどん磨いていった人なんだと知りました。私も、難しいことはできないし、大きなこともできないけれど、「大事にしたいこと」に気づき、さぁ、できることから一歩ずつ!と思わせてもらえる本でした。おすすめです!
2025.07.04
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1