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人は一人では生きていけません。ですから、他人と付き合っていく必要があります。
でも、自分がどういう人間か知らなければ、
他人と上手に付き合うことはできないと思います。
しかし、人というのは、
自分がどういう存在であるか、
「知らないし、認めたくない」
という傾向があると思います。
そして、
「他人とは、自分のことを理解してくれない」
と思うものです。
自分もそうでした。
そんな時に、
エニアグラムに出会いました。
人間は、9つの気質がある。
世界の人々は、9に分類されるのだと。
そんなことはない。
そんな単純なことはない、と思いました。
でも、エニアグラムの本には、
何万人もの人を
追跡調査して、やっぱり9つの気質に分かれる
と書いてあるのです。
そこで、現在
実際にエニアグラムを体験しているところです。
やっぱり9つの気質の方がいて、
9の特徴が顕著に現れるというのが
率直な感想です。
前置きが長くなりましたが、
エニアグラムを日本にも広めた
鈴木秀子先生が書かれている本に、
『愛と癒しのコミュニオン』
というのがあります。
「自分の感情を切り捨てることによって、
自分の生き方を守ろうとする人が増えてきている。
本音を抑え込んで、
周りに受け入れられやすい形で生活を続けると、
いつのまにか、自分自身が実感する気持ちや、
自分にとって本物である体験をないがしろにしてしまう。」
こうなると、
本来なら、自分の中心にあるものを実感できず、
自分らしさを人に伝えることができなくなるのです。
もう、9つの気質ではなく、
10個目の訳の分からない性格の人に
みんながなってしまうということだと思います。
また、こんなことも書かれています。
「自分の存在が他者から理解され、認められ、受け入れられ、
できれば高く評価され、大切にされたい。
と同時に、自分自身もまた自分がよい人間だと思えるような、
他の人の役に立つ存在でありたい。」
これが人間の最も根源的な欲求であると。
そして、このことが満たされている人は、
人間としての成長を遂げるし、自己実現に向かうと。
自分を知るということが
いかに大切であるかを教えられました。
そして、
知った自分を無理に変えるのではなく、
自分は自分でよい。
その自分が何ができるかを
考えていくことが大切だと思いました。
私は、小学校の教員をしていますが、
子育てをどうしたらよいか悩んでいるお母さんが
たくさんいることを実感しています。
そして、
お母さんの指示通りに動く、
お母さんの指示がないと動けない、
そういう子どもたちが増えてきている
ということも感じています。
子どもたちは、
いずれ本当の自分に
気が付くと思います。
その時に
どんなことを感じるのでしょうか。
子どもたちが
「自分でない自分だったこと」に
気が付いた時に
どんなことがその家庭では
起きるのでしょうか。
鈴木秀子先生は、
この本の中で「自己一致」これが自分なのだ。
というようになるための秘訣を紹介しています。
1.自分の言動を自分のものとして責任をとる。
2.天使になって、自分を観察する。3.批判なしに観察する。
4.天使の観察のキーワード
『天使になって、自分を観察する』、
天使が温かく空中から見守ってくれていて、
耳を傾けてくれている。
批判や賞賛もなく、
同情や励ましもなく、
ただ温かい気を送りながら
あなた自身を見ているのである、と。
人に愛されるコツは、
この天使の観察を続けることである、と。
『天使の観察のキーワード』
天使の観察を続けるとは、
無意識に続けている癖を意識にのぼらせることである。
いったん意識できれば、
それに対して選択することができるようになる。
このような天使の観察を続けると、
人の愛を得ようとして自分をごまかす習慣から抜け出ていける。
つまり、他の人と本音で
コミュニケーションが取れるようになると、
書いてあるのです。
「愛と癒しのコミュニオン」を通して
本音で話し合うことができ、
自己実現のために進んでいける
そんな世の中になってほしいと
考えさせられました。
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