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2005年12月11日
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カテゴリ: 一般書(その他)
本日のお勧め本。

「ふらんす」80年の回想

『ふらんす』という、フランス語・フランス文化を紹介する語学雑誌がある。

2005年は創刊80周年にあたり、創刊号(1925年)から1970年までの記事の中から主に、読み切り記事のエッセイ、論考を中心に編集してあります。

これをみてまず改めて思ったのは、戦災で発行元の白水社が持ってない号をどうしたかといえば、慶応義塾図書館所蔵のものがつかわれたとのこと。
慶応義塾の図書館は、やっぱりすごいなーと、単純ですが思いました。


この本自体の話に戻りますが、フランス文学を楽しみたい人のための、入門書、としても、フランスの小説を楽しんできた人のための珈琲ブレイク読み物としても、とってもおもしろいよ!といいたい。

さてさて。記事の一つに、サガンの『悲しみよこんにちは』が取り上げられています。
書いたのはもちろん朝吹登水子さん。

(最近NHKで、瀬戸内寂聴がサガンをたどるという番組(世界・時の旅人 フランソワーズ・サガンその愛と死 ~瀬戸内寂聴 とフランス女流作家・サガン)がありましたが、その番組の中で過去に寂聴さんとサガンさんの対談があったという場面がありました。その時の通訳も、朝吹さんでした。)


サガンの本は10代の終わり頃、ボ-ヴォア-ルやサルトル、カミュなどと並べて読んだような気がします。
のめり込めば面白いんだけど、とっつきにくいし、行間を読まなきゃいけないので、短くても途中で分からなくなる文章に、訳文が私にあわないのかな、などと思ってました。
サルトルの方が一見読みやすく感じたし。

この『悲しみよこんにちは』は私が最初にサガンを読んだ初めての本。
たぶん、その書名をきいたことがあったのは、自分の母親が青春時代に読んで面白かったと話していたのを背伸びして読んでみたんだったと思う。



今、この「ふらんす」で、原文と照らし合わせてみてみるとわかった。
この『悲しみよこんにちは』は、作者が10代の頃書いたからといって、
10代のすべてがわかるわけではなかったんだということ。

もっといえば、この本は、
処女にはわからん。

今10代でこの本を読んで分かったと思う人は、
・第二次世界大戦のヨーロッパの状況、
そこで育った、ブルジョワの女の子がどういう風に世の中を捉えたのかを知るために、少しそこのところの資料などみて、
・処女じゃなくなって、w
・大事な異性を持って、
小悪魔的な女の子感覚をもったまま読んでみると、
よーーーくわかるかも。






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Last updated  2006年03月02日 16時01分46秒
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