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予選下位からロッシは絶妙なスタートを魅せるが、スタート直後の接触等あり、中段に埋もれてしまう。
スタート直後、頑張っていたのはスズキのアニパルガロ、しかし皮肉にもこの頑張りがトップを走るマルケスと2位集団を引き離してしまう。
柔らかいタイヤを選択した影響か、あるいはトップスピードのハンデか・・いや、大きいプレッシャーが逆作用したのかもしれない・・ずるずるとアニパルガロが後退。
変わって上位を食っていったのはロッシ。
ペドロサの欠場でホンダの期待を一身に背負って勢いあるクラッチローまで食ってゆく。
ロッシの前を走るのはマルケスのみ。
マシンを振り振りバンビーな路面で見事なマシンコントロールするマルケスには二つの落とし穴があった。
ひとつはロッシより柔らかいコンパンドのタイヤを選択した事、
これはレース終盤戦になれば、硬いコンパンドを選択したロッシに分があるという事を意味していた。
もうひとつはファクトリーオプションのレギュレーション、ガソリン容量が20リッターという縛りだ。
ロッシは出来るだけマシンやタイヤに負荷をかけないライディングを心掛けていた。
対してマルケスはレース序盤、逃げる為にフロントタイヤに荷重をかけてリアタイヤはポンピング、ブレーキングはフロントブレーキ、エンジンブレーキの他にタイヤをコジってのブレーキング・・
ロッシとは対照的にマシンやタイヤに負荷をかけるライディングをしていた。
ロッシが硬いコンパンド、もちのイイタイヤでマルケスとの距離を確実に縮めてくる。
対してマルケスは完走する為のトラクションコントロール、
つまり、完走する為にはMotoGPの20リッターというガソリン容量はある意味限界を意味していた。
アクセル開けてもマシン内に装備されたコンピューターはマシンを完走させる為にガソリンを制限する。
これはマルケスがどんなに速い走りを入力しても、マシンは完走を目指す事を最優先とし、ライダーの意向を100パーセント実行せず、燃料を制限する事を意味する。
これがいつもはクレバーなマルケスの走りを混乱させたのかもしれない。
マルケスは必要以上にロッシのマシンに接近し、ロッシのマシンのリアタイヤとマルケスのマシンのフロントタイヤがヒット。
これにはさすがのマルケスも対応出来ず、転倒リタイアとなった。
次からのヨーロッパラウンド、ホンダとその若獅子の逆襲が始まる。
30ポイントの差で浮かれていてはロッシの10度目のタイトルは巡って来ないだろう・・と素人いちレースファンは断言するである。
久々に語りたいので、シーズンオフ中にヨ… Dec 9, 2015
2015 Rd.18 バレンシア Nov 13, 2015 コメント(2)
100人いたら、100の見解 Nov 3, 2015 コメント(4)