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K，R，P. @ Re:ロッシの引退が現実となったとき(07/08) RIDING SPORT　誌に掲載されてましたねっ …

SHIN@ Re:TDR250 片側のみアフターファイヤー(02/09) プラグコード左右入れ替えたとき右はちゃ…

特殊鋼流通@ Re:宇宙戦艦ヤマト2199　第6章　"到達！大マゼラン"感想(06/26) 安来か今はなにもかも懐かしい。

Bravo Mori @ Re[1]:2019　もてぎ　MOTOGPクラス参戦ライダー(05/19) GawRikuさんへ雨は機材が濡れちゃうので…

GawRiku @ Re:2019　もてぎ　MOTOGPクラス参戦ライダー(05/19) 良いですねー。天気が少し残念ではありま…

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Jul 19, 2015

2015年　8耐前の観戦準備

テーマ： ☆★バイク★☆(8148)

カテゴリ： 2015　近況

鈴鹿8耐がらみの展示がウエルカムプラザ青山にて行われていたので、ふらりと寄ってみました。

2008　CBR1000RR
（昔はCBR1000RRWという表記だったのに、最近はCBR1000RRという表記に変わっている。）

2008年、ホンダはカルロス・チェカにゼッケン11を託した。
ホンダのエースナンバー、ゼッケン11。
このナンバーを背負うからには2位以下では許されない。
狙うは優勝のみ。

チェカは2008年の鈴鹿8耐に勝つためにホンダに2つのリクエストを出していた。
コンビを組む相方は清成龍一、履くタイヤはブリヂストン、以上である。

2008年夏　雪辱を果たす為、清成龍一は鈴鹿にやってきた。
2006年、レース序盤ブレーキトラブルによる緊急ピットイン、そして自身の転倒・・
2007年、トップ争いをするもの周回遅れに進路をはばまれる。そして相棒の転倒・・

決勝グリッド、路面温度は50度を超えていた。
”暑さ”がライダー、マシンに容赦なく襲いかかる。
なによりタイヤの激しい消耗が予想された。

レース序盤、清成龍一は昨年のリベンジを実行する。
”周回遅れが出る前に必ずトップに立つ。”
ストレートスピードはCBR1000RRWに若干のアドバンテージがあった。
フルモデルチェンジ、そのマシンをHRCが総力をあげて仕上げた。
厳しいコンデションの中、予選並みのハイペース、鬼気迫る走りを見せる清成。

きまぐれな天候がレースを左右する。
3時間を過ぎた頃、黒い雷雲が鈴鹿を包み始める。

スコール！　

コース上を大粒の雨が揺らしてゆく。
トップを走るチェカは大幅にペースダウン。
2位ヨシムラの加賀山がトップのチェカに一気に迫りパス、トップを奪いアドバンテージを広げてゆく。

西コースはドライ、東コースはウェット、難しいレースコンデション。
水しぶきが舞うホームストレート、１コーナーの進入で加賀山のスリックタイヤがついに限界を超える。
瞬間、コース全体に無数の悲鳴がこだました。

チェカ主導でセッティングされたマシン、清成は自身のライディングを進化させ、誰よりも速いペースで鈴鹿を駆け抜ける。
最後の最後にフロントブレーキトラブルが出るものの我慢の走りを見せ、ゼッケン11、ついに念願の雪辱を果たす。
ホンダワークス・ゼッケン11、その伝説に新たな１ページを書き加える