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雪山春暁 @ Re:ご無沙汰です(11/24) otyukun2007さん、ほんとに半年振りの更新…
otyukun2007 @ ご無沙汰です お元気でしたか。 北日本を除いて紅葉は…

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2008.03.06
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カテゴリ: 旅行・散策
春の陽光に誘われて、 小石川後楽園 に梅見に出かけてきました。

蓬莱島と徳大寺石うっそうとした樹木を囲うように廻らされた石垣と白い築地塀、時代劇の世界に迷い込んだ気分ですが、ここはかつて水戸藩邸だったところ。
正面入り口を入ると、黄門さまゆかりの池泉回遊式庭園が眼前に広がります。

実は、 蓬莱島 を中之島にした 大泉水 を中心に広がる大庭園の南側に、ひっそりと佇む 内庭 (うちのおにわ)と呼ばれる小庭園があり、以前は極彩色の唐門で仕切られていたそうですが、惜しくも戦災で焼失、いまは石の礎石を残すのみとなりました。

藩邸書院があったというこの一角には、ひっそりと一叢の白梅が咲いていました。
すぐ隣りはビッグエッグの白いドーム、遊園地のジェットコースターの歓声も聞こえてくるものの、不思議と静けさを感じる落ち着いたお庭です。

内庭の白梅内庭

内庭を出て大泉水沿いに北上すると、水田や菖蒲田があり、その奥に小規模ながら梅林がありました。
いまをさかりと咲き匂うその姿は、
まだあどけなさの残る初々しい姫君や奥仕えの婦人たちのようで、
まさに梅の精さながら…

見鴬梅庭園北東にある梅林

すぐ近くには藤棚や菖蒲田に掛けられた八ツ橋もあって、四季折々の風情を楽しめそうです。

ここから庭園北側を廻って出口に抜けるルートは、うっそうとした樹林に石畳が続く“思索の道”。
この庭園を特徴づける漢学の色彩が最も濃厚な地域です。

円月橋中国ではお馴染みの石の太鼓橋 円月橋 、以前は渡れたのですが、現在は園内整備で工事中のために封鎖されているのが残念。
水面に映る姿、まさに“円月”ですね。

この円月橋とともに往時の面影を留める 得仁堂 を抜けて、朱塗りの 通天橋 からは、紅葉の名所でもある京都嵐山の風景を味わえる趣向になっています。

その場をあとに 渡月橋 を渡って振り返ると目に入るまっすぐに伸びる堤は、その名も 西湖堤
杭州にある西湖の白堤を髣髴とさせます。
西湖堤
渡月橋を渡ったら、左手の築山 盧山 に上るのもお忘れなく。

庭園の随所には桜も多く、シーズンにはまた楽しませてくれそうです。

お土産には、お菓子“水戸の梅”、“のし梅”、“吉原殿中”ほか“干し納豆”など。

******************************
帰路は春日通りを歩いて護国寺の 香雲堂 さんに立寄り、最近ハマっているお焼香を入手。
こちらのお焼香はすべて香木と薬種の刻みで調合され、最も廉価な「紫雲香」でも、お値段の割りに上質の香りが楽しめます。
ちょっと割高になりますが15gから頒けていただくことが可能なので、お試し用におススメです。






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Last updated  2008.03.06 15:25:28
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