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カテゴリ: サンレモ音楽祭

サンレモ音楽祭史上でも全く異質の大会となりました。新人のみのシングル・キャスト・コンクール形式で行われました。新人歌手のコンクールの要素を入れたため、二人で歌い、曲の出来不出来を審査すると、新人の力量が測れないという矛盾を抱えてしまいました。

救済策としてそれぞれの曲を、ゲストに招いたオーケストラに演奏してもらい、曲の優劣を審査する方法が取られました。この方式は1970年代にシングルキャスト方式に戻った時に再び採用されることになります。

単独新人コンクールもすることは新曲コンクールというサンレモ音楽祭の基本理念にそぐわなかったと見え、この1回のみで終わり、元の形に戻りますが、その後の音楽祭自体は大きく変貌することになります。

第6回 1956年3月8日(木)~10日(土) サンレモ市カジノ付属劇場

司会:ファウスト・トメイ (Fausto Tommei) と マリア・テレジア・ルータ (Maria Teresa Ruta)

楽団指揮:ジャンニ・ステッラーリ (Gian Stellari)

再演奏楽団:イギリス、ジョージ・メラクリーノ楽団(George Melachrino)

オーガナイザー:イタリア放送協会(RAI) ;サンレモ市カジノ場(Casino di Sanremo)

形式:出場曲数20曲。1曲1歌唱で2夜に各10曲を歌い、それぞれ10曲をジョージ・メラクリーノ楽団が再演奏し、各夜5曲ずつを入賞曲を選出し、最終夜に優勝以下得票により順位をつけ決定する。.

出場歌手は新人6人 Cetra 5; Fonit 1

Franca RaimondTonina TorrielliUgo Molinari
フランカ・ライモンディ (FONIT)  トニーナ・トリエリ (CETRA)   ウーゴ・モリナーリ (CETRA)

< 優勝>   窓を開けて  Aprite le finestre  (Pinchi - V.Panzuti) 出版社 CIELO  フランカ・ライモンディ (vf) Franca Raimondi  (FONIT - FONIT) 15234;15245;15246 [SP] , SP-30019[45]

1524615246 SP-30019SP-30019

< 2位>   よかったら愛して Amami se vuoi  (M.Panzeri - V.Mascheroni) 出版社 MASCHERONI  トニーナ・トリエリ (vf)  Tonina Torrielli  (CETRA - CETRA) DC-6464 [SP]

DC-6464DC-6464b

< 3位> 人生は偽りの花園 La vita è un paradiso di bugie   (D.Calcagno - N.Oliviero) 出版社 SOUVENIR  ルチアーナ・ゴンザレス (vf) Luciana Gonzales  (CETRA - CETRA) DC-6469 [SP]

DC-6469DC-6469b

< 入賞曲>

4位  空の讃歌 Il cantico del cielo (A.Testa - C.A.Rossi)出版社 ARISTON トニーナ・トリエリ (vf) Tonina Torrielli (CETRA - CETRA) DC-6462 [SP]


DC-6462DC-6462

5位  あの人のせい La colpa fu... (Gippi - L.Berretta - E.Sciorilli)出版社 FORTISSIMO ウーゴ・モリナーリ (vm) Ugo Molinari con Luciana Gonzales, Tonina Torrielli, Franca Raimondi, Clara Vincenzi (CETRA - CETRA) DC-6463 [SP]

DC-6463DC-6463

6位  愛着の森 Il bosco innamorato  (G.C.Testoni - G.Kramer) 出版社 KRAMER トニーナ・トリエリ (vf) Tonina Torrielli (CETRA - CETRA) DC-6465;DC-6486 [SP]

DC-6465DC-6465

7位  倒された木 Albero caduto  (G.Fiorelli - M.Ruccione) 出版社 RUCCIONE ウーゴ・モリナーリ (vm) Ugo Molinari (CETRA - CETRA) DC-6467 [SP]

8位  ミュゼット Musetto  (D.Modugno)出版社 CURCI ジャンニ・マルゾッキ (vm) Gianni Marzocchi (CETRA - CETRA) DC-6464 [SP]

DC-6464DC-6464a

9位  ノータ・ペル・ノータ (さあ音楽) Nota per nota  (G.Viezzoli)出版社 TIBERウーゴ・モリナーリ r(vm) Ugo Molinari (CETRA - CETRA) DC-6471 [SP]

DC-6471DC-6471b

10位  枕の上の二つの顔 (枕を寄せ合って) Due teste sul cuscino  (G.C.Testoni - F.Rendine) 出版社 EA Rウーゴ・モリナーリ (vm) Ugo Molinari (CETRA - CETRA) DC-6470 [SP]

今まで開催時期は1月下旬でしたが、第6回は3月上旬になってしまいました。これはイタリアが記録的な寒波に襲われ、サンレモのあるリグリア州はじめシチリア島のパレルモでも雪が降り全国的な大雪になりました。1990年第40回大会にミア・マルティーニ(Mia Martini)が"56年の降雪(La famosa Nevicata del '56)"という曲を歌っています。1991年の湾岸戦争で、イタリア国内でテロ事件があり開催が懸念されましたが、予定通りに行われましたので今のところ開催日変更はこの56年が唯一のことです。

この大会が新人コンクールも兼ねていたと最初に書きましたが、前年に国営放送RAIはサンレモ音楽祭出場権をかけた全国新人歌手をしました。応募者総数6646人で最終選考に12人が残り6人が選ばれるという過酷なことになりました。

音楽祭に出場できなかった内で歌手として確認できたのは、サンドラ・トラマリーニ(Sandra Tramaglini)、フランカ・フラーティ(Franca Frati)、フェルナンダ・フルラーニ( Fernanda Furlani )、ロエロ・ビリンデッリ(Roero Birindelli)とその中で大歌手となったミランダ・マルティーノ(※)もいました。サンレモ音楽祭に出場できた歌手ではウーゴ・モリナーリとトニーナ・トリエリが前評判が高く、出品曲をうたって欲しいと依頼が集中したそうです。(勿論、楽曲のコンテストなのでオーガナイザーが不公平にならないように割り振ったそうですが)。

優勝したフランカ・ライモンディだけがフォニットの所属となったのか分かりませんが(他の5人はチェトラに所属)、RAIの子会社チェトラから優勝歌手を出したかった筈で、皮肉な話です。フランカ・ライモンディやウーゴ・モリナーリの音楽祭の曲はヒットしましたが、ほぼ「一発屋」状態でトニーナ・トリエリ以外はその後活躍はしていません。それよりは出場できなかったミランダ・マルティーノの方が有名歌手となりました。

この大会で注目されたのは実は他の曲だったのです。ジャンニ・マルゾッキが歌って8位になった"ミュゼット"でした。作ったのがドメニコ・モドゥーニョで当時新進の「シチリア・ジプシーの貴公子」と言われ現代の吟遊詩人歌手として注目されており、その人の作品が入賞したのでした。書き忘れていました。これを歌ったジャンニ・マルゾッキはその後、吹替え声優として ミュージカル映画「マイ・フェア・レディ」 などでは歌も吹替えで歌い重要な仕事をしていす。

(※)私のブログ「ミランダ・マルティーノ(MIRANDA MARTINO) モリコーネのアレンジ曲で再注目(1)、(2)」

http://blogs.yahoo.co.jp/cnz27hrio/4065377.html  と  http://blogs.yahoo.co.jp/cnz27hrio/4088185.html  をご覧ください。

・優勝・入賞曲と参加曲を含め全体を言う場合、出場曲と表現します。

・順位をつけない入賞曲の頭には"◇"を、参加曲の頭には"◆"を付けます。

・太字は国内盤で出ていた曲と歌手。






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Last updated  2012.12.31 17:03:59
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